子どもたちが首都高速1号羽田線の建設現場で「けんせつ探検隊」に参加

サステナビリティ

高速道路完成後には点検用の通路となるボックスカルバート内を懐中電灯で照らしながら進みました

8月25日、大林組JVが東京都品川区で工事を進める首都高速1号羽田線(東品川桟橋・鮫洲埋立部)更新工事の建設現場で、小中学生向けの現場見学会「けんせつ探検隊2022」が開催されました。見学会には、小中学生とその保護者など26人が参加しました。

この見学会は、日本建設業連合会(日建連)が主催するもので、夏休み期間中に、「けんせつ探検隊(※1)」と題して、小中学生とその保護者を対象に実施し、建設業の仕事や魅力を広く知ってもらうことを目的に行っています。普段はなかなかできない体験を通じて、子どもたちにものづくりの面白さを伝え、夏の思い出として提供しています。

首都高速1号羽田線は、開通から50年以上が経過した高速道路のうち、老朽化の著しい京浜運河上の約1.9km区間を、交通を遮断することなく、新構造物に切り替える大規模プロジェクトです。

当日、参加者は建設業や工事概要の説明を受けた後、供用前の高速道路と、完成後は点検路などに利用されるボックスカルバート(鉄筋コンクリート製の四角い構造物)内を見学しました。

ボックスカルバート内の各所には工事に関するクイズを設置し、参加者はクイズを解きながら進んでいきました。また、巨大なフォークリフトの運転席に搭乗するなど、建設現場での仕事を体験し、建設業のスケールの大きさを体感してもらいました。

大林組は今後も、誰もが働きやすい職場環境の整備に取り組むとともに、活き活きと働く姿を伝えることで、子どもたちに夢を持って建設業をめざしてもらえるような機会づくりに努めてまいります。

高速道路のすぐ横を東京モノレールが走行する首都高速1号羽田線
普段は車でしか通ることのできない高速道路を親子で歩きました
重機の圧倒的な大きさに驚き、「かっこいい」という声が上がりました
  • ※1 けんせつ探検隊
    日建連では、女子小中学生を対象に「けんせつ小町活躍現場見学会」を主催してきましたが、2022年から参加者を女子に限定しないこととし、名称も「けんせつ探検隊」に変更されました