広報誌『季刊大林』63号「漁」が全国カタログ展で最高賞「経済産業大臣賞」を受賞

サステナビリティ

1月22日、日本印刷会館(東京都中央区)で第66回全国カタログ展(一般社団法人日本印刷産業連合会、産経新聞社 主催)の表彰式が開催され、 大林組の広報誌『季刊大林』63号「漁」が、応募総数226点の中からカタログ部門で最高賞である「経済産業大臣賞」を受賞しました。

全国カタログ展は、優秀な図録やカタログを集めて顕彰することでカタログという情報媒体の魅力を広めるとともに、各社の認知度向上にも寄与することを目的に、1959年から開催されています。

大林組は、1978年に『季刊大林』を創刊し、以来「わたしたち人間は、かつて何を建設してきたのか、そして未来に何を建設できるのか」ということを、時代や文化と共に考察してきました。

『季刊大林』63号「漁」では、日本ならではの魚食や漁業の問題に触れ、漁業の今、そして未来を考察しています。また、大阪湾を舞台に、「おさかな牧場」と名付けた環境負荷の少ない持続可能な漁場を構想しました。

木版画のニシンを表現した表紙の存在感や、多様な文献や研究資料が表現されたグラフィックの鮮やかさ、さまざまな漁業の課題や未来構想が巧みに編集・レイアウトされている点などが評価され、今回の受賞に至りました。

大林組は、建設にまつわる文化を考察する『季刊大林』の発行を社会文化活動の一環と位置付け、これからもさまざまなテーマを取り上げてまいります。

賞状を受け取る、大林組担当者(右)