大林組は、株式会社建設技術研究所と八千代エンジニヤリング株式会社の3社で進めてきた、諸条件をパラメータ（※1）として入力することでBIM/CIM配筋モデルを自動生成するツールの研究開発において、Terra Drone株式会社を新たに加え、2次元図面を同時に自動生成・修正する機能を追加する開発に着手しました。

土木事業ではBIM/CIMモデルの活用が進んでいますが、現状では発注者へ納品する2次元図面を作成した後に、BIM/CIMモデルを作成し、さらに2次元図面との整合を照査する必要があります。複雑な配筋モデルの構築には多大な時間を要することに加え、2次元図面とBIM/CIMモデル間の齟齬（そご）による手戻り作業が生じ、生産性を低下させる一要因となっていました。

そこで4社は、BIM/CIM配筋モデル自動生成ツール（※2）（※3）をベースに、2次元図面を連動させて同時に作成・修正するツールの開発をスタートしました。新機能の追加によりBIM/CIM配筋モデルの活用プロセスにおいて大幅な効率化を図ります。

開発内容の概要は以下のとおりです。