サステイナビリティ・サイエンス・コンソーシアムのパネル討論に参加

持続可能な社会をめざした建設業としての取り組みを紹介しました

サステナビリティ

大林組は、地球環境の課題解決に取り組む企業として、一般社団法人サステイナビリティ・サイエンス・コンソーシアム(以下 SSC)に参加しています。

パネル討論に参加したのは大学院教授、国連大学研究官など6人

討論を行ったのは北海道大学大学院教授、国連大学研究官など計6人。約100人の参加者が集まる中、大林組は建設事業における生態系への配慮について説明(右から2番目 常務執行役員の蓮輪)

サステイナビリティ(持続可能性)の実現は、21世紀の地球環境と人類社会の存続に関わる重要な課題です。SSCは、この課題解決に向けた人材育成を行うとともに、政府・自治体・企業などと協働で、広く市民社会に向け、持続可能な社会形成への普及啓発・実践活動を行うことを目的としています。

5月15日、国際連合大学(東京都渋谷区)においてSSCの公開シンポジウムが行われ、SSCの監事を務める大林組の常務執行役員 蓮輪賢治が、パネル討論のパネリストとして登壇しました。

テーマは「気候変動に適応した自然共生社会の実現に向けて」。討論参加者は、地球環境のためにこれからなすべき対策や取り組みについて討議しました。

大林組は、持続可能な社会づくりへの貢献という観点から2011年に策定した、中長期環境ビジョン「Obayashi Green Vision 2050」を提示。低炭素社会、循環社会、自然共生社会の3つの社会像の実現に向け進めている取り組みを、oak omotesando(オーク表参道)の環境技術生物多様性の保全などの事例を挙げ紹介しました。

これからも、SSCへの参加を通じて環境問題の知見を積み重ね、建設業者として持続可能な社会に寄与できるようさまざまな取り組みや、技術開発を続けてまいります。