市立広島工業高校電気科の生徒が再生可能エネルギーを学ぶ

太陽光発電の授業と発電施設の見学会を行いました

サステナビリティ

市立広島工業高校電気科の生徒が再生可能エネルギーを学ぶ

授業を行う大林クリーンエナジー社長の入矢桂史郎(左)と大林組技術者(中央)

大林組グループの大林クリーンエナジーは、広島県広島市でアカデミックリサーチパーク(ARP)太陽光発電所の管理運営を行っています。工業技術者をめざす広島市立広島工業高校の生徒を対象に、11月14日に太陽光発電をテーマにした出前授業を、20日にARP太陽光発電所の見学会を行いました。

市立広島工業高校は、高校生ものづくりコンテストで毎年優秀な成績を収めており、ものづくりのスペシャリストを多数輩出しています。今回は、電気・発電関係への進路を視野に入れている電気科の1年生40人を対象としました。

発電した電気を変換するパワーコンディショナーなどを見学

生徒らは、ソーラーパネルで発電した電気を変換するパワーコンディショナーなどを見学しました

3つの発電所で構成されるアカデミックリサーチパーク(ARP)太陽光発電所

3つの発電所で構成されるアカデミックリサーチパーク(ARP)太陽光発電所の発電設備容量は3.302MW。2013年8月の稼働開始以来、災害時の非常用電源としての役割も担っています

出前授業では「今なぜ太陽光発電なのか」と題して、発電の原理を解説しました。続いてARP太陽光発電所の建設プロセスとともに施設概要を紹介。クラウドを活用し遠隔監視で無人運転を実現していること、発電状況をリアルタイムにウェブサイトで公開していることなどを説明しました。

ARP太陽光発電所で実施した見学会では、大林組と大林クリーンエナジーの職員がシステムの説明を行いました。実物のメガソーラーを見た生徒たちからは「発電の仕組みやシステムがよく理解できた」との感想が寄せられました。

東日本大震災以降、安全かつ持続可能な社会を支える新たなエネルギー源が求められています。大林組グループは、今後も再生可能エネルギー事業を積極的に推進し、そのノウハウを未来の街づくりを担う次世代に伝えてまいります。