東京・杉並の小中学校の先生の民間企業研修を実施しました

サステナビリティ

民間企業研修では首都高横浜環状北線の建設現場を見学

地下約40mで巨大なシールドマシンが動く、首都高横浜環状北線の建設現場を見学

一般財団法人経済広報センターは、暮らしを支える経済の動向や企業活動を、社会の各層の方々に身近に感じてもらうため、研修や見学会などを行っています。その一環として、1983年から、学校の夏休み期間中に先生方が民間企業で研修を受けるプログラムを実施しています。

8月20日と21日の2日間、大林組は東京都杉並区の小・中学校の先生9人を対象とした民間企業研修に協力しました。先生方にものづくりの喜びや醍醐味(だいごみ)、安全や環境への取り組みをご理解いただき、その体験を子どもたちに伝えていただくことを目的に行っており、今年で8回目となります。

大林組の研修内容が授業で活用された事例(経済広報センターサイト)

一日目の建設現場の研修では、首都高横浜環状北線(横浜市港北区)を見学(協力 首都高速道路株式会社)。事業の概要や工事の特徴、施工管理における安全への取り組みなどを説明しました。参加した先生からは「当たり前のように存在する公共物がどのように建設されているかを子どもたちに伝えたい」といった感想が聞かれました。

人材育成への方針や取り組みについて先生方と意見を交換しました

ディスカッションでは「企業が求める人材を知ることで、子どもたちにどのような力を付けさせるべきかが分かった」との声が寄せられました

二日目の大林組技術研究所(東京都清瀬市)の研修では、最先端の環境保全技術として、本館テクノステーションにおけるZEB(ゼロ・エネルギー・ビル)やスマートエネルギーシステムを紹介しました。

また、大林組の社員教育プログラムを提示し、人材育成への方針や取り組みについて先生方と意見を交換しました。

大林組はこれからも、ものづくりで培った知恵と技術を教育の現場に伝え、次世代育成に活かしていただけるよう努めてまいります。