「生きた建築ミュージアム フェスティバル大阪」で大林組歴史館を公開

ルポンドシエルビルで建設の記録映像と最新技術を紹介します

サステナビリティ

10月31日(土)と11月1日(日)の2日間、大阪の都心部を中心に「生きた建築ミュージアム フェスティバル大阪2015」が開催されます。大阪駅前、中之島、船場などのエリアにある多数の建築が公開され、普段は入ることができない建物内部の見学会や特別公開、セミナーなどが行われます。今年で2回目の開催となります。

ルポンドシエルビル

大阪市は「生きた建築」の中から、特に都市の魅力の創造、発信に資する50件を大阪セレクションとして選定。大林組グループのルポンドシエルビルはその一つに選ばれています

大阪市では、大正時代から昭和初期、高度経済成長期などに建てられた優れた建築物などの魅力を創造、発信する「生きた建築ミュージアム事業」に取り組んでいます。

この事業は、大阪の街を一つのミュージアムとして捉え、そこに存在する「生きた建築(※1)」を通して、新たな大阪の魅力を創造、発信することを目的としています。「生きた建築ミュージアム フェスティバル大阪」はその取り組みの一つです。

ルポンドシエルビル内の大林組歴史館では、フェスティバルの開催に合わせて、大阪瓦斯ビルディングや大阪万博お祭り広場などの建設記録の上映や、大林組技術者による超高層制振構造システム「デュアル・フレーム・システム(DFS)」の事例紹介などを行います。

また、今回はダイビル本館にある大林組大阪本店講堂で、武田道修町ビルや大阪証券取引所ビルなどの保存・再生工事について、特別レクチャーを行います。

大林組が大阪の街と共に歩んできた歴史と、建設の未来をご紹介します。ぜひ、この機会に足をお運びください。

大阪瓦斯ビルディング建設記録

大阪瓦斯ビルディングや大阪万博お祭り広場などの建設当時の様子を上映します

大林組歴史館では超高層制振構造システムDFSを紹介

大林組歴史館では(左から)免震構造、DFS制振構造、耐震構造の揺れ方を比較する模型を展示

※1 生きた建築
ある時代の歴史・文化、市民の暮らしぶりといった都市の営みの証であり、さまざまな形で変化・発展しながら、今も生き生きとその魅力を物語る建築物などのこと


大林組歴史館 休日特別開館

日時  10月31日(土)9:00~17:00
    11月1日(日)9:00~17:00
場所  ルポンドシエルビル 3階(大阪市中央区北浜東6-9)
入場料 無料

■ダイビル本館 大林組特別連携企画

日時  11月1日(日)
内容  「生きた建築を未来につなぐ」保存・再生工事に関する特別レクチャー
     (1)13:00 ダイビル本館
     (2)14:00 武田道修町ビル
     (3)15:00 大阪証券取引所ビル
     (4)16:00 ルポンドシエルビル
場所  ダイビル本館 7階(大阪市北区中之島3-6-32)
入場料 無料

※特別連携企画の申し込みは終了しましたが、各回、当日席を若干数ご用意しています。当日、7階会場受付にてお問い合わせください(満席となり次第終了させていただきます)

※「生きた建築ミュージアム フェスティバル大阪2015」の詳細については主催者サイトをご覧ください

■大林組の主な施工実績 「生きた建築ミュージアム・大阪セレクション」から

大阪倶楽部

大阪倶楽部
1924年竣工

ダイビル本館

ダイビル本館
2013年(1925年)竣工

南海ビル

南海ビル
1932年竣工

大阪証券取引所

大阪証券取引所ビル
2004年(1935年)竣工

日本銀行大阪支店

日本銀行大阪支店
1980年竣工