安全衛生に優れた大規模事業場が厚生労働大臣表彰優良賞を受賞

江東区豊洲5丁目計画、レゴランドジャパン新築工事

サステナビリティ

7月3日、東京都千代田区のLEVEL XXI 東京會舘で平成29年度「安全衛生に係る優良事業場、団体又は功労者に対する厚生労働大臣表彰」の表彰式が行われ、大林組が施工した江東区豊洲5丁目計画(東京都江東区)とレゴランドジャパン新築工事(愛知県名古屋市)が優良賞を受賞しました。

橋本岳厚生労働副大臣(左)から表彰状を授与される大林組レゴランド工事事務所所長(右)

橋本岳厚生労働副大臣(左)から表彰状を授与される大林組レゴランド工事事務所所長(右)

この表彰は、無災害の期間が特に優れており、職場のリスクを低減する取り組みが活発に行われているなど、他の模範と認められる優良事業場や団体などを表彰するものです。

今年度は事業場として優良賞の9事業場と奨励賞17事業場が選ばれました。

江東区豊洲5丁目計画

パークホームズ豊洲ザ レジデンス(2017年2月竣工)耐震性を向上させるため、杭工事にはスマートパイルヘッド工法を採用しています

パークホームズ豊洲ザ レジデンス(竣工2017年2月) 耐震性を向上させるため、杭工事にはスマートパイルヘッド工法を採用しました

22階建て、690戸の大型高層マンションの建設現場において、安全管理における現場独自のルールを制定し取り組みました。

災害に遭いやすい新規入場者や未熟練作業員を識別するため、入場日数や経験年数を色で表すカラーバンドをへルメットに装着。遠くからでも識別できるようにして周囲からの注意を喚起し、声かけを促しました。

また、随時更新される作業動線・作業マップを各所に掲示するなど、誰もが現場状況を把握できるように努め、安全への意識の高揚を図りました。

レゴランドジャパン新築工事

レゴランドジャパン(竣工2017年1月)組み立てブロック玩具・レゴをモチーフにしたテーマパーク。約9万m²の敷地に46棟を施工しました

レゴランドジャパン(竣工2017年1月) 組み立てブロック玩具・レゴをモチーフにしたテーマパーク。約9万m²の敷地に46棟を建設しました

広大な敷地に多数の建物を同時に完成させるプロジェクトであったため、安全の目が行き届くようテーマパークのエリアごとに安全衛生管理者を選任しました。担当エリア外も互いにパトロールし合うことで、不安全行動や災害の芽を早期に摘み取りました。

また、通常の建設プロジェクトに比べて協力会社や海外技術者の数も多かったことから、看板、標識をイラストや英語で表記し、安全を見える化しました。欧米系の技術者には、文化の違いを意識した特別な安全教育を英語で実施しました。

大林組は、今後も労働災害の防止に努め、働く人全員の安全と健康を確保できる快適な職場づくりに取り組んでまいります。