東京スカイツリー® のつくり方
高さ350mの展望台をつくる
すり鉢状に張り出した第1展望台のつくりかた
すり鉢型の展望台鉄骨の建て方
東京スカイツリーの第1展望台の形状は、すり鉢型をしていて、上にいくほど張り出しています。
そのため、これまでの塔体部分の鉄骨建て方とは施工条件が異なり、外装などの仕上げ工事にも配慮した建て方手順の検討が必要になります。

展望台鉄骨の建て方には次の2通りの手順が考えられます。

東京スカイツリーの工事ではBの方法で建て方を行います。
展望台鉄骨を建てるための5つのSTEP
建て方の手順をその理由とともにステップごとに説明します。





このようにして、すり鉢型特有の施工条件を考慮し、外装仕上げ材の一部を先行取り付けしながら第1展望台の鉄骨を建てていきます。
このあと、第1展望台より上の鉄骨建て方に向けて、第1展望台の屋上にタワークレーンを移設(盛り替え)・増設します。
本ページの内容は、2012年に完成した
東京スカイツリー建設中に公開した情報です。