コンクリートの表面保護・補強工法
スムースボード工法®
セメントボードにより、トンネル覆工内部を補強します
スムースボード（※1）工法とは？
薄い板状素材の「スムースボード」で構造物を覆い、コンクリート表面を保護する工法です。ボード裏の凹凸による高い付着力があり、有害な物質の浸入を防いで構造物を長寿命化します。また、切断・削孔が容易なことから、あらゆる形状に加工できます。
お客様のメリット
コンクリート構造物が長寿命化します
- 塩化物や炭酸ガスなど、コンクリートにとって有害な物質を通さないため、内部コンクリートの寿命を格段に延ばします。
コンクリート片が剥落しません
- じん性の高いスムースボードが構造物と一体化することで、コンクリート片の剥離・剥落を防ぎます。
さまざまな用途に使用できます
- 新設、既設を問わず、さまざまな構造物に適用できます。
- トンネル覆工の内巻補強工法として、活線工事でも適用できます。
- 塩害や凍結融解など厳しい環境での使用にも適しています。
- 鋼製部材の保護にも利用できます。
- ※1 スムースボード
高強度ビニロン繊維によって補強され、薄くてじん性に富んだ緻密な構造を持つセメント系の板状素材です
【実績・適用例】
- 横須賀市 榎戸トンネル
- 北総鉄道株式会社、四国旅客鉄道株式会社などの鉄道高架橋高欄
- 本工法を既設鉄道高欄へ適用する際の設計・施工指針（鉄道総合技術研究所）が発行されています。
発行元：公益財団法人鉄道総合技術研究所
発行年：2013年3月
