液化天然ガス(LNG)タンク建設

極低温液体貯蔵タンク

安全性の高いLNGタンクを低コストで構築。国内外で豊富な実績があります

極低温液体貯蔵タンクとは?

メタンを主成分とした天然ガスは、-162℃の極低温で液化します。液化天然ガス(LNG:Liquifiled Natural Gas)は液化することで、体積を600分の1にできるため輸送時や保管時の効率が飛躍的に向上します。また、火力発電燃料のうち石炭や石油と比較して燃焼時のCO2排出量が最も少なく、硫化酸化物SOxの排出量はゼロであることなど、クリーンな燃料と言われています。

-162℃のLNGをはじめ極低温液体を長期にわたって安全かつ効率的に貯蔵する施設が「極低温液体貯蔵タンク」です。

タンクには大きく分けて地上式と地下式があり、地盤や周辺環境条件によって使い分けます。大林組は国内で全形式の設計・施工実績があるとともに韓国や台湾、中国、メキシコなどでも豊富な実績があります。特に、国内で標準的な形式になっているPCLNG地上式タンクについては、技術開発に大きな役割を果たして国内初のタンクを建設するなど、常に最高レベルの技術力を保有しています。

LNGタンク形式
【標準的な形式】

【その他の形式】

お客様のメリット

建設コストを縮減します

  • 自社開発プログラムを用いた解析により建設部材数量を最適化することで材料コストを低減します。
  • さまざまな工程を短縮する施工技術の活用により全体工程を短縮し、労務費、管理費、各種機材費を縮減します。

最適な工期を実現します

  • 施工機械台数の効率的な選定、使用材料・方法の工夫により施工効率を向上させることで、最適な工期を実現します。

安全性の高いLNGタンクを提供します

  • 吊り荷安定装置や情報化施工などの最新技術を現場作業に導入し、錯綜(さくそう)する土木・機械工事をより安全に確実に行います。

【実績・適用例】

国内 地上式貯槽 17基
地下式貯槽 13基
埋設式貯槽 2基
ピットイン式貯槽 2基
金属二重殻貯槽 52基
海外 地上式貯槽 15基
地下式貯槽 7基

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