橋梁上部工の主桁構造
PC複合トラス橋
橋梁上部工を軽量化し、橋梁全体の建設コストを縮減できます
PC複合トラス橋とは?
鋼トラス材が上下のコンクリート床版に結合された、トラス構造のPC(プレストレストコンクリート)橋です。従来のPC箱桁橋のコンクリートウェブ部を鋼トラス材に置き換えることで軽量化し、景観性も向上します。鋼トラス材と床版を結合する格点部には「二重管格点構造」を用いています。
お客様のメリット
建設コストを縮減できます
- 上部構造を約10%軽量化できるため下部構造を縮小し、橋梁全体の建設コストを縮減できます。
景観が向上します
- トラス構造により透過性が高くなり、遮へい感を軽減できます。
鋼トラス材の施工性が向上します
- 二重管の隙間を利用することで、張り出し施工時の上越しや鋼トラス材の据え付け誤差への対応が容易です。
安全性は確認済みです
- 実物の2分の1スケールの模型で耐荷力実験を行い、構造安全性を確認しています。
【実績・適用例】
第二東名高速道路 猿田川橋・巴川橋 1件