コンクリート系構造の三次元非線形解析技術
FINAL®
地震時と火災時のコンクリート構造物の挙動を精度良く予測
FINAL(ファイナル)とは?
主にコンクリート系の部材や構造物が、地震力や温度などさまざまな外力を受けて破壊に至るまでの挙動を、コンクリートのひび割れや圧壊・鉄筋の降伏などを考慮して、詳細にシミュレートするFEM非線形解析プログラムです。
解析の信頼性は、これまでに数多くの実験との比較で検証されており、複雑で大規模な原子力関連構造物の挙動のシミュレーションをはじめ、豊富な適用実績があります。また、実験結果を予測する解析コンペ2件に応募し、いずれも最優秀の評価を得ています。
お客様のメリット
構造物の安全性を精度良く評価できます
- 地震時や火災時に構造物がどの程度の損傷を受けるかを精度良く評価できます。
- 評価した結果を用いて、合理的な耐震・耐火補強などを実施できます。
開発コストを抑えられます
- 耐震・耐火技術を新たに開発する場合など、実験に代用できます。
設計・施工法の検討に有効です
- 実験では得られない構造物内部の応力やひずみの情報が得られるため、新たな技術の設計法・施工法の検討に活用できます。
【実績・適用例】
- 地震力を受ける鋼管コンクリート道路橋脚の解析
- 低温荷重と地震力を受けるLNG地下タンクの解析
- 低温荷重と液圧を受けるPC防液提の解析
- 高温荷重と地震力を受ける原子炉内部構造の解析
- プレストレストコンクリート格納容器の解析
- 石炭サイロ施工時/稼働時の応力解析
- スリップフォーム装置の施工時応力解析
- 地中連壁スーパーリブの施工時安全性の検討
- せん断力を受ける炭素繊維補強RC梁の解析
- 水平力を受けるプレキャスト耐震壁の解析