のり面・斜面の挙動監視技術

マルチGNSS地盤変位計測システム

複数の衛星測位システムで地盤の挙動を素早く、正確に、低コストで把握します

マルチGNSSセンサー、ソーラー電源、無線通信機を搭載した切土のり面や自然斜面の挙動を監視するシステムです。マルチGNSS(※1)を活用して、地盤の変位を高頻度で自動計測し、突発的な斜面崩壊の危険性を判断します。

マルチGNSS動態観測システム

1 素早く設置できます
  • ケーブルレス化に加え、ソーラー電源の導入や機器の小型・軽量化により、現場での設置作業が容易です。
2 地盤の変位を正確に把握できます
  • 受信できる衛星数が増加したため、上空の視界が狭い山間部などでも信号受信が可能です。
  • 複数の衛星からの信号を用いて補正するため、誤差が小さく、正確な位置測定が可能です。
3 低コストで設置・運用できます
  • 煩雑な配線作業が不要なため、従来システムと比べて設置コストを約50%縮減できます。
  • 自動解析ソフトの導入により、これまで計測値の解析に要していた人件費を削減できるため、運用コストを約50%縮減できます。

【実績・適用例】

  • 北海道芦別市内の国道452号線で実証実験
    (国土交通省インフラモニタリング公募に採択)

※1 マルチGNSS
GNSSはGlobal Navigation Satellite Systemsの略称です。マルチGNSSは、米国のGPSだけでなく、日本の準天頂衛星システム、ロシアのGLONASS、欧州連合のGalileoといった複数の衛星信号を受信可能とした衛星測位システムです。従来のGNSS計測では米国のGPSのみを用いていましたが、マルチGNSS計測では、複数の測位衛星システムを用いることで常時受信可能な衛星数が増え、ミリ単位の高精度計測を継続できます

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