のり面緑化工法

チップクリート®を用いた低管理型緑化工法

木くずを再利用したコンクリートを部分的に吹き付けて、緑化面積を低減します

チップクリートを用いた低管理型緑化工法とは?

木くずや間伐材をチップ化して再利用したコンクリートの骨材(チップクリート)をのり面に格子状や列状に吹き付けて、吹き付け部以外に低管理型植物を植栽する工法です。緑化面積を半分以下に減らすことができるため、除草作業が大きく軽減され、維持管理コストを大幅に縮減できます。

格子状に吹き付けた例

お客様のメリット

緑地の維持管理費用を大幅に縮減できます

  • チップクリートは雑草がほとんど浸入しないので、緑化管理対象が半減します。
  • 除草や刈草処分などの作業が軽減できる低管理型植物を植栽することで、緑地の維持管理コストを大幅に縮減できます。

のり面を確実に保護します

  • チップクリートは連続した空隙に富むため、排水性が非常に高く、のり面の浸食を確実に防止し、高い防災機能を保持します。

配置を自由に設定できます

  • チップクリートと植生の配置を自由に設定できるため、デザイン性や景観性に優れたのり面となります。

あらゆる木材が利用可能です

  • チップ材には生木から建設廃材まで、どんな木材も利用可能です。
  • 一般的な木材チップであれば、その形状(平角状タイプ、針状タイプ)は問いません。
平角状チップ表面
針状チップ表面
吹き付け式
ボード式

【実績・適用例】

  • 堤防植生フィールド試験
    (埼玉県吉川市:江戸川右岸35km付近)

試験管轄:国土交通省関東地方整備局江戸川河川事務所
試験期間:2010年4月~2013年3月
採用タイプ:吹き付け式

  • 国道防草フィールド試験
    (沖縄県宜野湾市:国道58号線宜野湾バイパス111.1km~111.2km)

試験管轄:内閣府沖縄総合事務局南部国道事務所
試験期間:2011年7月~2014年3月
採用タイプ:ボード式

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