放射能環境修復技術
TRUCKSCAN®
大型土のう袋をダンプトラックに載せたまま放射能濃度を急速測定します
TRUCKSCAN(トラックスキャン)とは?
除染除去物運搬車両が中間貯蔵施設などの出入口に設置したゲートを通過するだけで、大型土のう袋内容物の放射能濃度、車載量、ナンバーを瞬時に測定・記録できる測定システムです。
TRUCKSCANは、大林組とミリオンテクノロジーズ・キャンベラが共同開発したものです。
お客様のメリット
作業時間の短縮
- 約30秒で放射能濃度を測定できるため、荷下ろしまでの作業時間を短縮できます。
放射能濃度を複数の大型土のう袋ごとに一度にまとめて測定
- 大型土のう袋をダンプトラックに載せたまま、袋ごとの放射能濃度を核種別に高精度に測定できます。
測定作業の無人化と作業員の被ばく防止
- 測定はすべて自動で行うため、計測作業員の配置が不要です。
- 大型土のう袋を荷台に載せたまま測定できるので、荷下ろし作業員も不要です。
搬入後の荷物のトレーサビリティ管理を効率化
- 車輌ID、放射能濃度、車載量を同時に記録でき、総合管理システムに自動的に入力できます。
【実績・適用例】
- 環境省「平成27年度除染・減容等技術実証事業」
- 環境省「平成28年度除去土壌再生利用実証事業」(受託者:除去土壌減容化・再生利用技術研究組合)
- 環境省「平成29 年度中間貯蔵(大熊3工区)土壌貯蔵施設等工事」