放射能環境修復技術
土質判別システム
土質を瞬時に判別し、改質・資材化処理を効率化できます
土質判別システムとは?
ベルトコンベヤ上の土質(砂質土・粘性土)を瞬時に判別・分別するシステムです。除染土壌や建設発生土などを土質によって分別することで、改質材の添加量を抑制でき、コストの縮減が図れます。
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土質判別システムモニタ実例
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砂質土
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粘性土
お客様のメリット
瞬時に土質を判別可能
- ベルトコンベヤを流れる土壌を非接触で測定し、土質を瞬時に判別します。
- 簡便に測定できる3つの指標(断面積、含水比、乾燥密度)により、相補的に土質を絞り込む手法を用いて、砂質土と粘性土に大別します(粘性土は、塊状になりやすい、高含水比、乾燥密度が小さいという3つの特性を持つ)。
- 判別の基準値は、装置の規模や要求事項を考慮して決定します。
- 汎用計測機器を組み合わせたシンプルなシステムのため、現場への導入が容易です。
改質材コストの縮減
- 土質に応じて適切な量の改質材を添加できるため、コストを縮減できます。
無人化・非接触
- 自動化されたシステムのため、建設技能者は不要です。
分級洗浄処理の効率化
- 分級洗浄処理が効果的な砂質土のみを選別することで、処理を効率化できます。
【実績・適用例】
- 平成28年度除染土壌等の減容等技術実証事業(中間貯蔵・環境安全事業株式会社)
- 平成29年度中間貯蔵(大熊3工区)土壌貯蔵施設等工事(環境省)
- 平成30年度中間貯蔵(大熊5工区)土壌貯蔵施設等工事(環境省)