システム連携によるコンクリート施工の一元管理
COTOMS®
コンクリート構造物の品質向上と打設管理の生産性向上を実現
COTOMS(コトムス)とは?
COTOMS(COncrete TOtal Management System)は、コンクリート打設作業における品質管理情報を一つのシステム上で管理できる統合管理システムです。コンクリート打設作業の管理者は、COTOMSを用いて、出荷、運搬、受入れ、打設、締固め、仕上げ、養生、検査の各プロセスの開始・終了時刻、コンクリート性状などの品質管理情報を一画面内で確認しながら管理・蓄積が可能となります。
COTOMSのシステム間情報連携手法(API)により、各プロセスでの情報を集約・連携し一元管理することで、情報の連携速度と確実性が増し、コンクリート打設管理に要する時間が約30%削減できます。また、管理情報の確実な連携だけでなく、トレーサビリティが確保されることで、品質管理の精度が向上します。
お客様のメリット
連携した情報を用いて品質管理ができます
- 従来、別々のシステムで確認していた生コンクリート受入れ検査時のスランプや単位水量、空気量の計測データなどが、一つの画面内でリアルタイムに確認できます。
- トラブル発生時にも迅速な判断を促す根拠材料となり、計画変更が発生した場合にも素早い対処が可能で、品質低下のリスク低減を図ることができます。
- また、情報が集約されることで、施工後のコンクリート情報のトレーサビリティ確保にも役立ちます。
遠隔からもリアルタイムに打設の状況をPCやタブレット上で確認できます
- COTOMSは、Webブラウザとインターネット利用環境があればシステムにアクセスでき、パソコンだけでなく現場で持ち歩くタブレットでも利用できるため、打設場所にいる管理者だけでなく、発注者や協力会社、現場事務所や本支店などの支援部門ともリアルタイムに情報共有が可能です。
コンクリートの種類、現場の制約条件に応じてリンクするシステム画面のカスタマイズが可能です
- さまざまな場所打ちのコンクリート工事で利用でき、工種や用途に合わせて、連携するシステムの組み合わせや表示画面のカスタマイズが可能です。
【実績・適用例】
高速道路工事にて試験中