AIを使用した山岳トンネルの切羽評価

山岳トンネル切羽評価AIシステム

切羽画像から7つの評価項目を高精度に判定

山岳トンネル切羽評価AIシステムとは?

タブレット端末などで撮影した切羽画像をクラウドサーバーにアップすると、岩盤力学と地質学の専門家による知識と経験を組み込んだAI(ディープラーニング)が岩盤強度、風化変質、割目状態および湧水による劣化度合などの7項目を即座に判定するシステムです。岩盤の局所的な不良箇所を判断できるため、経済的な補助工法の提案や施工時の安全性の向上につながります。

クラウドシステムの構成

お客様のメリット

高い的中率で素早く解析

  • 岩盤強度、風化変質、割目間隔、割目状態、走向傾斜、湧水量および劣化度合の7項目で70%以上の的中率を確保(平均で84%、最も高い項目では90%超)しています。
  • 切羽画像の入力から評価結果の表示までを、1項目当たり30秒程度で解析できます。
タブレット端末画面における解析結果表示例

切羽を細分化して評価

  • 切羽を227×227ピクセルの領域で細分化し、領域ごとに切羽を評価できます(約50~70領域)。
  • 従来の切羽3分割評価に比べ、小さな領域で評価できるため局所的な不良個所を発見できます。
    • 従来の切羽評価(3分割)

    • 本システムによる細分化例

【実績・適用例】

  • 道路トンネル、鉄道トンネル合わせて8件で適用

【その他】

NETIS登録番号:KT-200050-A

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