スマートビルソリューション
最新のITサービスを建物に実装し、いつまでもスマートに維持
最新のICT(情報通信技術)やIoT(Internet of Things)を活用して効率的に建物を運営する「スマートビル」が、建設・不動産業界を中心に注目を集めています。その市場は、今後10年間の年平均成長率が24%ともいわれています。
大林組は、その新興市場の開拓に向けて、2023年に日本で初めてのスマートビル専業のサービスプロバイダー・株式会社オプライゾンを日立ソリューションズと共同設立しました。
大林組のゼネコンとしての情報システムの構築、建物実装のノウハウと、日立ソリューションズのシステムインテグレーターとしてのITサービス提供のノウハウを併せ持つオプライゾンは、いわば、"IT分野に特化したビルマネジメント会社"であり、他のビルマネジメント会社と協業しながらお客様(ビルオーナーやテナント)をサポートしています。
スマートビルに求められるさまざまな先端サービス(ネットワーク、アプリケーション、省エネなど)を世界から集めてつなぎ、それらをワンストップで提供し続けることで、さらなる不動産価値の向上とお客様の利便性向上を実現してまいります。
オプライゾンが提供するスマートビルソリューション:
マネージドサービス M-BES(Managed Built Environment Service)
オプライゾンのM-BES(エムべス)が提供するネットワークやビルアプリケーションサービスは、全てクラウド環境で管理・運用されます。そのため、お客様がこれらサービスを複数ビルで共用することで、さらに効率的な稼働を実現します。
スマートビル化の初期投資を抑えながらも、導入後に不可欠な各種サービスの最新機能へのアップデートやネットワーク機器の状態監視までも効率的にサポートするサービスです。
M-BESの特徴
- クラウド環境から一元的にサービスを提供することで、導入・構築段階におけるお客様の初期投資を抑え、運用・保守段階における管理コストの低減を可能にします。
- ハードとソフトを一体化したサブスクリプション型のビジネスモデルで、毎年の運用コストを平準化させ、お客様のスマートビル導入・維持の促進を図ります。
- お客様のニーズに合わせて組み合わせた全てのサービスをワンストップで提供することで、利用契約やトラブル時の対応などもスムーズに安心してご利用いただけます。
オプライゾンが実現するスマートビル、それは3つのReadyから構成されます。
ネットワーク「Ready」
READY for CUSTOMER
建物設備やビル管理、Wi-Fiサービスなど、建物側から提供されるネットワークインフラとして、予めセキュリティ対策やIoT機器連携、通信機器稼働状況の遠隔モニタリング等を含めた、安心・安全の建物統合ネットワークサービスを提供。
ビルアプリケーション 「Ready」
READY for PARTNER
エコシステムパートナー(アプリケーションプロバイダー)各社との協業により、常に最新のビルアプリケーション(施設予約・入退館システム、室内快適環境サービス、空調・照明の制御など)の提供及びそのアプリケーション同士の連携サービスを提供。
ESG ビル経営 「Ready」
READY for OWNER
ビル経営において喫緊の課題となっている省エネルギー対応やカーボンニュートラル対応の具体的な対策とその実現が求められる中で、ビル設備とIoT、アプリケーションの連携によって、最適な改修計画の元となるエネルギー使用量やCO2排出量のデータ収集やレポート機能を支援するサービスを提供。
