WellnessBOX®とBIMWill®が電気設備学会賞 優秀開発賞を受賞

サステナビリティ

       

6月7日、一般社団法人電気設備学会が主催する第30回電気設備学会賞の表彰式が行われ、大林組が計画・開発した「IoT・AIとBIMを活用したスマートビルマネジメントシステム」が技術部門で優秀開発賞を受賞しました。

電気設備学会賞は、電気設備の学術と技術の進歩を図ることを目的に、顕著な功績や優秀な技術開発などを表彰するものです。

今回受賞したIoT・AIとBIMを活用したスマートビルマネジメントシステムは、IoT技術で建物を管理するWellnessBOXと、BIMと外部情報を統合するプラットフォームBIMWillを組み合わせて、建物利用者一人ひとりに「快適」「健康」「便利」「安全・安心」な環境を提供するとともに、建物管理業務を最適化するシステムです。

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式典では大林組執行役員の後藤和幸(右)が代表して表彰を受けました

WellnessBOXは、建物内の温熱・光環境、建物利用者の位置情報、不審者検知およびエネルギー消費量などの状況をリアルタイムに取得し、タブレットなどで閲覧することや、それぞれの好みに応じた空調や照明を制御できるシステムです。また、BIMWillは、建物のBIMデータとWellnessBOXの情報や維持管理情報などを連携することで、建物に関するあらゆる情報を集約する建物統合プラットフォームです。

                

今回の受賞では、IoT技術やBIMの建築・設備への活用例として、有意な提案に富んでいると高く評価されました。

大林組は、今後も次世代テクノロジーを活用して、建物利用者への良質なサービスの提供、建物管理業務の効率化・高度化を進め、快適で安全・安心な暮らしを支える技術開発に努めてまいります。

IoTで建物を管理する「WellnessBOX」と情報集約プラットフォーム「BIMWill」の概要を動画でご覧いただけます

(動画再生時間:2分36秒)

【第30回「電気設備学会賞」受賞概要】

部門:技術部門 優秀開発賞
対象:IoT・AIとBIMを活用したスマートビルマネジメントシステム
計画・開発: 大林組
製作・開発(WellnessBOX):マルティスープ、YE DIGITAL(旧 安川情報システム)、セイコーソリューションズ
製作・開発:オーク情報システム
監修(BIMWill):熊本大学 大西研究室
開発(BIMWill):大林新星和不動産、オーク設備工業、大林ファシリティーズ