大林組は「building SMART プロフェッショナル認証」のbSI認定トレーニングプロバイダーに登録

BIMにおける国際的なプロフェッショナル認証制度が日本語受験可能に

建築事業

大林組は、building SMART Japanが新たに開始する「building SMART プロフェッショナル認証」(※1)の認定トレーニングプロバイダーとして、トレーニングの実施と、受験の登録受付業務を行います。これにより、受験者は日本語によるトレーニングと認証試験を受けることができます。

「building SMART プロフェッショナル認証」はBIMスキルを国際基準化したもので、BIMマネージャーに必要な幅広い能力を認証するものです。「building SMART プロフェッショナル認証」試験は、かねてよりbuilding SMART International(※2)が実施しており、現在は世界13ヵ国、115プロバイダー、約5,500名の方々が認証者として登録されています。大林組は、建設業におけるBIM推進のトップランナーをめざしており、認証者の増加がひいては業界全体のBIMの利用促進を後押しすることになると考え、今般、日本で3社目、ゼネコンとして初めてbSI認定トレーニングプロバイダーに登録しました。

日本語版での試験の受験資格として、大林組が開催する2日間の認定トレーニングを受講すると、bSIの「プロフェッショナル認証制度」の認証試験の受験資格を取得することができます。認定トレーニングは2022年4月の開講を予定しており、先ずは当社グループ従業員を対象として実績を重ね、将来的には協力会社などに順次受講対象を拡大していくことで、建設業界におけるBIM推進能力の向上に貢献していきます。

  • ※1 building SMART プロフェッショナル認証
    BIMに関する基本的な概念、⽤語やBIMプロセスの定義を国際的な指標や、標準に基づいて説明された講義を受けることにより、BIMに関する国際基準を⾝につけることができる。かつ、講義受講後にオンラインで実施される試験に合格することにより、BIMに関連する業務に携わる技術者としてbuilding SMART Internationalが認める国際基準のBIM専門家レベルに達していることを認証する資格
  • ※2 building SMART International
    建設業界におけるデータの共有化および相互運用を目的として、その中でIFC(Industry Foundation Classes)の策定や標準化活動を行う国際的な団体。現在、日本を含む26の国と地域に支部があり、その日本支部が一般社団法人building SMART Japan