厚生労働省のがん対策推進企業アクション女性会議「Working RIBBON」に参画

サステナビリティ

大林組は、このたび厚生労働省が推進する「がん対策推進企業アクション」の推進パートナー企業に登録し、同女性会議「Working RIBBON」に参画しました。

「がん対策推進企業アクション」とは、職域におけるがん検診受診率の向上をめざし、がんと前向きに取り組む社会気運を醸成していく国家プロジェクト(厚生労働省委託事業)です。企業が率先して「がん検診受診」の大切さを呼びかけることにより、がん検診の受診率を60%以上に引き上げることをめざしています。

がん対策推進企業アクション女性会議「Working RIBBON」では、企業におけるがん対策、とりわけ子宮頸がん、乳がんの2つの女性がんにターゲットを絞った予防・早期発見の啓発、就労支援に取り組んでおり、女性の経営幹部やリーダーが中心となり、企業の女性のがん対策をけん引するプロジェクトです。

大林グループは、「地球・社会・人」のサステナビリティ実現に向け、「人を大切にする企業の実現」を基本理念に掲げています。また、大林グループ人材マネジメント方針では「安全に、健康に、活躍できる」を第一に掲げ、健康経営を人材マネジメント戦略の重要な位置づけとし、健康経営方針を制定。企業価値の向上とグループの全社員とその家族のウェルビーイングの実現に向け、積極的に推進しています。

具体的な取り組みとして、生活習慣病の予防施策に加えて、女性特有の健康課題にも焦点を当て、フェムテックサービス(女性特有の健康課題をテクノロジーで解決する製品やサービス)を導入し、女性のライフステージごとの健康課題に対しても支援を行っています。

さらに、社員のワークエンゲージメントおよび労働生産性の向上、プレゼンティーイズム(疾病中の就業)およびアブセンティーイズム(疾病による欠勤)の低減を実現するため、健康課題に関する啓発活動や相談窓口、従業員特典の提供などを実施しています。

大林グループは、「Working RIBBON」への参画を契機に、女性のがんの予防・早期発見に関する対策をさらに推し進め、社員とその家族の健康を守るために活動してまいります。