鉄道高架橋

鉄道プレキャスト高架橋LRV工法

柱梁接合部を含めたプレキャスト化により高架橋の建設工期を短縮します

LRV工法とは?

RC造高層住宅用に開発した柱梁構造のプレキャスト工法であるLRV工法(Left Right Vertical Installation PCa Method)を、鉄道RCラーメン高架橋に応用しました。柱・梁部材だけではなく、柱と梁の接合部をプレキャスト化していることが特長で、従来の現場打ち高架橋に比べて工期を大幅に短縮することができます。

LRV工法の部材構成
LRV工法の部材構成
部材接合方法の例
部材接合方法の例

お客様のメリット

高架橋の建設工期を短縮します

  • 柱、梁部材に加えて柱梁接合部をプレキャスト化することにより、地上部の工期が従来の現場打ち工法に比べて半分程度になります。

建設現場の生産性が向上します

  • 現場での作業はプレキャスト部材の組み立てとモルタル注入作業だけとなり、鉄筋・型枠・コンクリート工やそれに伴う支保工が減って、現場の生産性が向上します。

配筋が密な部材の品質を確保しやすくなります

  • 複数の部材が接合して配筋が密な柱梁接合部を工場で製作するため、現場打ちの場合に比べて品質を確保できます。

鉄道総研との共同研究により設計・施工指針を整備しています

  • 鉄道総研発行の「モルタルスリーブ継手を用いたプレキャストラーメン高架橋の設計・施工指針」((公財)鉄道総合技術研究所、2015年12月)に準拠しています。

【実績・適用例】

北陸新幹線福井開発高架橋(発注:鉄道・運輸機構)
北陸新幹線福井開発高架橋(発注:鉄道・運輸機構)

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