電子関連生産施設

微振動対応型 全体免震システム「HyBIS(ハイビス)」

施設全体をまるごと免震化

地震から微振動まで、さまざまな揺れから電子関連生産施設全体を守る免震システムです。
HyBISは鉄骨とコンクリートによるハイブリッド構造に、4つの免震装置を組み合わせています。地震などの大きな振動だけではなく、工事中の微細な振動も吸収します。またフレキシブルな無柱空間を実現しているので、生産設備のレイアウト変更にも柔軟に対応できます。

大林組の免震システムの特長

  • 高い免震性能
  • 優れた微振動制御
  • 柱のない大空間
HyBIS(ハイビス
オイルダンパー

シリンダー内に封じ込めたオイルの粘性によって、地震の揺れ(振動エネルギー)を吸収します。

オイルダンパー

両面転がり支承

上下の鋼板の間に多数の小さな鋼球を挟んだ荷重支持装置です。
地震が発生すると、挟まれた鋼球が転がり、揺れが建物に伝わらないようにします。

両面転がり支承

Vトラス構造

トラス上部を補機エリア、トラス下部を配管エリアとする、上下2層のメガトラス構造です。
空間を無駄なく利用することができます。

Vトラス構造

CFT柱

鋼管柱の中にコンクリートを充填しています。鉄骨とコンクリートの相乗効果で、耐火性能と剛性、粘り強さなどの優れた特性を発揮する上、経済性にも優れています。
柱本数を減らし、大スパンを実現することができます。

CFT柱

積層ゴム

薄いゴムと鋼板を何層にも交互に重ね合わせた荷重支持装置です。
激しい地震の揺れを緩やかな動きに変えます。

積層ゴム

摩擦皿ばね支承「ディスクダンパー」

皿ばねのばね作用=反発力で摩擦力を生じさせ、建物の動きを止めます。
上部からの荷重が変動しても常に一定の摩擦力を保ち、優れた免震性能を発揮します。
微振動制御と免震化を同時に実現した、大林免震システムの中心となる技術です。

摩擦皿ばね支承「ディスクダンパー」

摩擦皿ばね支承「ディスクダンパー」

PCシステムグリッドビーム

工場生産されたコンクリート梁を使い、剛性の高い製造エリアを構築します。

PCシステムグリッドビーム

検索