京町家の歴史的価値を活かし、保存・活用したホテル建設プロジェクトです。街中に建つホテルでありながら京都らしさを重視。「はんなり」という言葉に表される洗練された上品な明るさと、華やかさの趣きを設計の中心に据えました。室町通りの景観をつくる表家と高塀は構造補強を行い、間口33ｍの町家の佇まいを構築。高層部は圧迫感を抑えて簡潔な納まりとし、客室は和紙や木材、織物などの和を感じさせる素材で構成しています。

• 日建連表彰2022「BCS賞」「土木賞」を受賞（2022.11.29付）