発展の時代

1948年(昭和23年)

進駐軍浜寺地区家族住宅

進駐軍浜寺地区家族住宅

この年

荒廃した国土の復興は遅々として進まずにいたものの、政府は戦時中の経験と国土復興の必要性から、土木建築請負業の重要性を再認識していた。そして、GHQからの指導もあって、この年に行政機関「建設省」が誕生した。翌年には「建設業法」が制定されることとなった。

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  • 進駐軍浜寺地区家族住宅
  • 進駐軍横浜根岸家族住宅

1948年の大林組

1月
進駐軍浜寺地区家族住宅竣工
3月
農林中央金庫竣工
4月
外国貿易実業団宿舎(東京住友ビル改修)竣工
6月
本店に研究部を設置
10月
岡山支店開設(現・岡山営業所)
10月
進駐軍横浜根岸家族住宅竣工
11月
倉敷絹織倉敷工場復旧竣工
12月
大阪瓦斯酉島工場復旧竣工
12月
日本発送電佐久発電所放水路・放水路前庭竣工

社会の出来事

3月
都市ガスの供給が再開される
5月
美空ひばりがデビュー(11歳)
6月
福井地方大地震
10月
第2次吉田内閣成立
11月
七五三が復活
笠置シズ子の「東京ブギウギ」が流行歌に

建設業界の動き

3月
全国建設業協会設立
6月
東京・高輪の都営アパート竣工。不燃化と高層化をめざした戦後初の鉄筋アパート
7月
建設省発足
9月
土木工業協会設立