完成版!熊本城天守閣、復旧までの5年間の軌跡を動画で紹介
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2016年4月に発生した大地震により、熊本城は天守閣や櫓(やぐら)、石垣などが倒壊、崩落するなどの大きな被害を受けました。大林組は復旧に向けて全力で取り組み、2021年4月、震災前の姿へとよみがえりました。このたび、その軌跡をたどる映像が完成しました。
熊本市民、県民の心の支えであると同時に、文化財としても高い価値を持つ熊本城。震災からの早期復旧をめざし、2016年6月、飯田丸五階櫓の倒壊を防止する緊急対策工事から始まり、2017年4月、大天守の復旧、耐震補強工事、その後、小天守の復旧工事を手がけました。歴史的な資料だけでなく、多くの方から提供された写真なども参考に外観や石垣を一つひとつ修復しました。
熊本城の内部や外部構造を、より強固にかつしなやかに復旧させるために開発した制震装置クロスダンパーや石垣補強技術グリグリッド®なども紹介しており、外から見ただけでは分からない熊本城の強さを垣間見ることができます。最新技術と伝統技法の融合、次の時代に誇れる城を残したいという思いの結晶をどうぞご覧ください。
よみがえる熊本城の様子を動画でご覧いただけます
(動画再生時間:11分46秒)