大林組の新広告「光合成する建築」篇が完成

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大林組は、「MAKE BEYOND つくるを拓く」というブランドビジョンのもと、企業広告「おおばや氏とぼく」シリーズを展開しています。TVCM おおばや氏とぼく シリーズ第6弾「光合成する建築」篇とテーマを合わせ、10月14日から新たな雑誌広告の掲載を開始しました。

緑一面の幻想的な雰囲気の中、佐藤健さん演じる「おおばや氏」が、「ぼく」と一緒に光の方を見つめています。力強さと神秘性が印象に残るイメージは、緑と黄色の光線を本物の木々に当てることで演出しました。光合成という目に見えない事象を可視化し、建築との斬新な組み合わせを表現しています。

建築は、光合成の夢を見る。

お腹が空くたび、こう思う。
人間も、植物みたいに光合成ができたらいいのに、と。
日光を浴びるだけで栄養がつくれたら、
晴れた日はずっと満腹でいられるはずだ。
いや、待てよ。ぼくも皮膚を緑色に塗れば……
「それは、おもしろいけど無意味です」
トレンチコートの男の突っ込みが、鋭く飛んできた。
「でも、人ではなく建築なら、可能かもしれません」
植物由来の葉緑体が含まれた素材で、窓や壁や屋根をつくる。
そこに日光が当たり光合成が行われることで、
エネルギーを生み出す「燃料電池」として機能する、らしい。
さながら、理科の実験を思い出させるような構想だ。
「将来、建築は、『建てるもの』ではなく
『植えるもの』になるかもしれませんね」
うまいことを言う。
「グリーンエネルギーや循環型社会という言葉も、
アイデアをかけ合わせることで、ワクワクするものに変わる。
いつだって、未来は妄想から始まるんです」
妄想か、なるほど。
「おおばや氏」と名乗る男の話をよそに、
ぼくは、相変わらず「地球人緑色化計画」の妄想を
一人で楽しんでいた。

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このページは2024年3月29日付で一部修正しました