技術研究所で清瀬市の小学生約400人を招いて「土木の日」見学会を開催

サステナビリティ

通学路から普段何気なく見ていた技術研究所を初めて訪れた子どもたち。大林組の取り組みにも熱心に耳を傾けました

大林組技術研究所(東京都清瀬市)では、土木学会との共催で近隣小学校に向けた見学会を毎年開催しています。土木学会では、これからの社会を担っていく子どもたちに土木の大切さと重要さを知ってもらうことを目的に1990年から企画しており、大林組は、今年も「土木の日(11月18日)」にちなんだイベントを開催しました。今回は11月8日から12月4日までに6日間、市内の小学5年生を対象に、5校379人が参加しました。

本館テクノステーションを訪れ、地震を制御するスーパーアクティブ制震「ラピュタ®2D」を見学し、「地震でも揺れない世界初のビル」という説明に驚いていました。3Dプリンターによる建築物「3dpod™」やさまざまな生き物を育むビオトープを見学。さらに、 低床式重量物搬送台車・ストローダーのコーナーでは、本物のコントローラーを使い、資材に見立てた模型を運搬する体験をしました。

  • 見学中、ビオトープについてクイズを解く子どもたち

  • ゲーム感覚でストローダーを操作し、楽しみながら技術を体験

  • 3dpodの見学では「天井の形が面白い」との感想も

  • 特に子どもたちの印象に残ったのが振動体験。技術力の高さに驚きの声が上がりました

見学を終えた子どもたちからは「3Dプリンターで建物をつくれる大林組技術研究所の技術は半世紀くらい先を行ってるんじゃないか」「ラピュタ2Dの振動体験装置では震度6弱の揺れがほとんど感じられず、家や学校にもほしい!」「働いている人の健康のことまで研究していることに驚いた」などの声が上がりました。

大林組は、これからも次世代を担う子どもたちに向けて見学会を実施し、暮らしを守り支える最先端技術とものづくりの魅力に触れる機会を提供してまいります。