大林組、第4回「建設人材育成優良企業表彰」で国土交通大臣賞を受賞

サステナビリティ

11月26日、第4回「建設人材育成優良企業表彰」の表彰式が開催され、大林組は国土交通大臣賞を受賞し、表彰されました。

建設人材育成優良企業表彰とは、建設キャリアアップシステム(Construction Career Up System:CCUS)(※1)の活用をはじめ、技能や経験に応じた給与の引き上げや、キャリアパスに基づいた計画的な人材育成、これらを可能とするための環境整備など、「建設工事の担い手の育成・確保」に向けて、顕著な功績を上げた企業、団体を表彰するものです。2022年度に創設された本表彰は、今回が4回目の開催となります。

表彰式では永井学国土交通大臣政務官(左)から大林組副社長執行役員 笹川淳(右)に表彰状が手渡されました

大林組は2022年度から「タレントマネジメントシステム」を導入し、社員の業務経験や資格情報をデータベース化してスキル管理を行っています。上司は部下の状況を把握したうえで、不足スキルを補うための新たな担当業務のOJTや研修を計画します。これにより、計画的なキャリア形成と能力開発を促進し、最適な人材配置を実現しています。また、先輩後輩間で相談の場をつくる研修を実施し、参加者の離職者ゼロを達成しました。

また、海外の優秀人材を採用する「Work in Japanプログラム(※2)」を通じてインドネシアの優秀人材へ投資し、「世界文化多様性デー」イベントにおいて海外グループ会社との文化的交流による多様性を重視した教育を実施するなど、グローバル人材の育成にも注力しています。

計画的なキャリア形成を支援する仕組みや、多様性を重視したグローバル人材育成の取り組みが評価され、今回の受賞に至りました。

大林組は、今後も多様な人材が活躍できる環境づくりを進め、建設業界全体の持続的な発展に貢献してまいります。

  • ※1 CCUS
    技能者一人ひとりの就業実績や資格を登録し、技能の公正な評価、工事の品質向上、現場作業の効率化などにつなげるシステム
  • ※2 Work in Japanプログラム
    大林グループであるジャヤ大林の新卒社員が日本語研修を受けたうえで大林組に出向し、日本国内で一定期間の実務経験を積んだ後、ジャヤ大林に戻るか大林組への転籍を希望するかを選択できるプログラム