風力発電/リフトアップで風車を組み立て

ウインドリフト®

超大型クレーンなしでハイタワー・大型風車を建設

ウインドリフトとは?

再生可能エネルギーの一つである風力発電は、風車発電機の大型化が進んでおり、それに伴い風車発電機を建設するための超大型クレーン(1200t級油圧式)の能力が限界に達しつつあります。現在これに代わる手段としては、自機の組み立て解体に広大なヤードが必要となる超大型クレーン(クローラ式)や稼働台数が少ないタワークレーンなど選択肢が限られます。

ウインドリフトは、超大型クレーンを使用せず、リフトアップにより風車を組み立てる装置です。油圧により大きな揚重能力を持ち、支柱を継ぎ足すことでハイタワー風車組み立てへの適用が比較的容易となります。

ウインドリフト概要

お客様のメリット

ハイタワー大型風車の組み立てが可能です

  • 超大型クレーン(1200t級油圧式)ではクレーン揚重能力の制約から風車部材の分割施工が必要ですが、ウインドリフトなら一括で施工が可能です。高所での部材組み立てによる品質や工程遅延のリスクを軽減します。

2種類の風車組み立て工法に対応しています

  • 風車の組み立て工法は、ハブ(風車回転中心部品)とブレード(風車羽根3枚)をあらかじめ水平に組み立てて建て起こすフルローター工法と、ブレードを1枚ずつ取り付けるシングルブレード工法のどちらにも適用が可能です。
フルローター工法
フルローター工法
シングルブレード工法状況
シングルブレード工法

風の影響を受けにくく、工程遅延のリスクを軽減します

  • 特にブレードの組み立て時に昇降装置とブレード間を固定できるため、超大型クレーンでの組み立てと比較して風の影響を受けにくく、工程遅延のリスクを軽減します。

【実績・適用例】

フルローター工法 2件

  • 1.99MW ローター径92.5m ハブ高さ78m
  • 3.4MW ローター径108m ハブ高さ79m

シングルブレード工法 1件

  • 4.2MW ローター径117m ハブ高さ110m

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