「打ち水」シリーズの特徴
「打ち水」シリーズは、都市規模の熱環境問題であるヒートアイランド現象と、熱中症の原因となるような身近な暑熱環境の悪化を改善する技術です。埋設した給水パイプから供給された水は、導水シートが拡散し、さらに表層の舗装材が揚水するシンプルな構造です。少ない水で最大の蒸発冷却効果を発揮し、涼しく快適で、人にやさしい屋外空間をつくることができます。
- 下面給水なので無駄な水を使わず、散水と比べて数分の1の水量で稼働します。
- 水源は植栽への潅水とほぼ同様です。雨水のほか、地下水、工業用水等も利用可能です。
- 真夏の正午頃には、アスファルトと比べて10~25℃表面温度が下がります。
- 屋上階に設置した場合、15~20%程度の省エネ効果が期待できます。
- 表層の舗装材が異なる「打ち水ペーブ」「打ち水ロード」の2つのシステムがあり、用途や目的に応じて最適なシステムを選ぶことができます。
打ち水ペーブ®
表層 : 意匠性の高いセラミック揚水ブロック舗装
用途 : 歩道、広場、公園、テーマパーク、屋上など
打ち水ロード®
表層 : ローコストなアスファルト系湿潤舗装
用途 : 車道、歩道、駐車場、エントランス、屋上駐車場など