社会医療法人愛仁会 高槻病院

利用者全員が満足する新病院づくり

診療機能を継続させながらの現地建て替え

敷地内での建て替えは、施設を利用される方々の安全を確保する配慮が必要で、非常に精度の高い施工技術と、複雑な建て替えステップをスムーズに進めるための綿密な事業計画が欠かせません。

地域医療支援病院として政策医療を担う高槻病院は特に、建て替え期間中に一切の医療機能を止めないよう計画しました。常に、入院患者や外来患者が利用する中での約7年間の建て替えステップも無事完了し、2018年にグランドオープンしました。

大林組は、現地建て替えのスキームのご提案から、使いやすい病院設計、利用者の皆様が安全・安心に完成を迎えるために、病院の事業計画をサポートします。

患者ファーストを建設開始直後から

患者がより快適に利用できるためのポイントは、利便性の向上です。

医療施設づくりでは、建設中の駐車場台数や利用者動線も重要な課題の一つです。高槻病院では、駐車場の増台により車でアクセスする患者の利便性向上に取り組み、さらに駅からデッキでつなぐことで、徒歩でも快適に来院できる計画としました。

豊富な施工実績を活かし、完成後はもちろん、建設中の利用者に配慮したご提案をいたします。

地下駐車場で土地の有効利用
JR高槻駅、愛仁会リハビリテーション病院、高槻病院をつなぐデッキ(上空通路)

スタッフの新病院への思いをデザインに

部屋ごとに用途や利用者が異なる病院を快適にご利用いただくために、病院の細やかな思いをくみ取り、私たち大林組はカタチにします。

高槻病院では、分かりやすく目に入ってくるサインデザインや、落ち着いた雰囲気の外来エリア、明るく患者の心を癒すGCUや小児病棟など、用途ごとにデザインを工夫しています。

お客様の声「高槻病院」

高槻病院 院長 高岡秀幸

高槻病院は営業しながらの現地建て替えで、完成まで7年の年月を要しました。大林組は、まるで病院の職員のように、親身に私たちの要望などを聞き入れ、検討してくれました。

建て替え中は、患者様の安全を第一に工事を進めて頂き、トラブルなく竣工することができました。また、高槻病院は小児周産期母子医療センターでもあり、子どもとご家族がくつろげる空間つくりにもこだわり、それをカタチにして頂きました。

完成後まもなく2018年6月17日に大阪府北部地震が発生し、周囲の病院では壁が壊れたり、水漏れで廊下が水浸しになる中、高槻病院は何の被害もありませんでした。院長室も病室も、写真立て一つ倒れなかった!と免震構造の素晴らしさに驚かされました。

■計画概要

病床数477床、延べ床面積3万1,415m²、鉄筋コンクリート造、地上9階建て
所在地:大阪府高槻市

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