フードディフェンス

安全・安心な食品製造施設を、確かな技術力でカタチにします

食品製造施設には、悪意ある者からの意図的な異物混入を防ぐフードディフェンスの備えがあると安心です。フードディフェンスの考え方を取り入れることで、HACCP(※1)の確実な実現につなげます。

  • ※1 HACCP
    Hazard Analysis and Critical Control Point 危害要因分析重要管理点

取り組み

フードディフェンスは、多角的視点によるシステム構築が効果的です。食品製造施設の計画専門スタッフと情報セキュリティの専門スタッフが、ICT(※2)のみに頼らない計画で、お客様の工場にもれのないフードディフェンスを構築します。

  • ※2 ICT
    Information and Communication Technology 情報通信技術

具体例

建築的手法

  • 敷地境界には、工場部外者が入れないフェンスを設置します。
  • 敷地内には、夜間に暗闇を作らないよう街灯を配置します。
  • 試験材料および有害物質は、限定した場所で保管します。
  • 従業員の快適性を向上させる福利厚生施設を設けます。

ICT的手法

  • 敷地外部からの人出入口には、従業員のICカードを確認するセキュリティゲートを設置します。
  • 敷地外部からの車両出入口には、車両ナンバー読み取りシステムにて出入りする車両を管理します。
  • 建物出入口には、ICカードや生体認証(顔認証や光彩認証)による入退室管理システムを設けます 。
  • 製造室出入口には、ハンズフリーの認証(カラーバーコード、無線タグ、BLEビーコン)等で入退室を管理します。

運用的手法(お客様での対応)

  • 出入口に警備員を配置します。
  • 原料などの積み降ろし作業中は、作業員が立ち合うようにします。
  • 製造室内への従業員の私物の持ち込みをコントロールします。
  • 原材料や工具は定数・定置管理します。
  • フードディフェンス計画例

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