千本ダム堤体補強工事
Senbon Dam Reinforcement Work1918(大正7)年に完成した水道専用の重力式コンクリートダムで、歴史的価値の高さと石積み外観の美しさから、国の登録有形文化財に指定されています。2011年のダム健全度調査に基づき、耐震補強工事を行いました。ダムの機能を維持しながら文化遺産としての姿を保持するため、ダム天端から鉛直下方に設置したアンカーを岩盤に定着させダム堤体を固定する「堤体PS(プレストレス)アンカー工法」を国内で初めて採用しました。
施設用途 | ダム・発電・備蓄施設 | ||
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所在 | 島根県松江市 | ||
発注 | 松江市上下水道局 | ||
設計 | ダム技術センター、中電技術コンサルタント | ||
竣工 | 2020年12月 |