2022年版カレンダー

2022年版カレンダー:CITYSCAPES -silence-

2022年版から新シリーズ「CITYSCAPES」がスタートします。このシリーズでは、若手写真家を起用し、写真家の眼と感性でとらえた都市の姿を紹介していきます。
第一回のテーマは「silence」。写真家 小島康敬、広川智基、両氏の感性によって切り取られた都市の静寂や息づかいをお届けいたします。


撮影 小島康敬(表紙、3・4月、7・8月、11・12月)
   広川智基(1・2月、5・6月、9・10月)





小島康敬 Yasutaka Kojima
1977年東京都生まれ。国学院大学文学部卒業、2006年に渡米。ベルリン在住。
International Center of Photography, General Studies Program卒業。在学中、ICP Director's Scholarship Award受賞。文化庁・新進芸術家海外研修制度、2011年度研修員(NY)。2012年Photo Espana "Descubrimiento photoespaña" 選出アーティスト。2015年ベルリンのクンストラーハウス・ベタニエン・レジデンシー・プログラムに参加。近年の個展に「Tokyo | Berlin」(クンストラーハウス・ベタニエン、ベルリン 2016年)、「Tokyo」(銀座ニコンサロン 2016年)、「Berlin」(銀座ニコンサロン 2017年)、「Unconscious | Berlin」(Place M 2020年)、グループ展に「東京・Tokyo 日本の新進作家展vol.13」(東京都写真美術館 2016年)、「写真の時間」(東京都写真美術館 2019年)、「東京好奇心2020」(Bunkamura ザ・ミュージアム 2020年)など。
yasutakakojima.com













広川智基 Tomoki Hirokawa
1979年東京都生まれ。和光大学人文学部芸術学科卒業。日本写真芸術専門学校卒業。
ポートレイト、ファッション、建築、ドキュメントなどジャンル問わず多岐にわたり活動。NHK「トップランナー」のゲストポートレイト撮影、テレビ朝日「世界の街道をゆく」スチール撮影など。
また、クライアントワークを行う傍ら自身の作品を主にフィルムで撮影。東京大学創立130周年記念事業「本郷零時3分」展を開催。近作ではコロナ禍から発表し始めた何気ない日常を切り取った「忘れてもよいこと」や、写真集「密雨」など生まれ育った東京を独自の視点で切り取った作品を発表している。作品制作のほか、ゼラチンシルバーセッションのメンバーとしてフィルム文化を守る活動も行っている。
hirokawa810.com









横42.0cm×縦59.4cm(A2サイズ)
フルカラー全7枚
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