2026年版カレンダー

2026年版カレンダー:CITYSCAPES -geometry-

  • 表紙:徳島県三好市2024年

2022年版から展開している「CITYSCAPES」シリーズでは、写真家の眼と感性でとらえた都市の表情や姿を紹介しています。2026年版のテーマは「geometry(幾何学)」。写真家 柴田敏雄さんは、都市のインフラストラクチャーである土木構造物と自然が混在する現代的な風景から、研ぎ澄まされた視点によって均整のとれた画面を切りとっています。眼前に広がる景色を静物画のように撮ることで、幾何学的な造形の美しさが浮かび上がります。

カレンダーに起用した写真家のインタビュー・サイト「FOCUS ON」では、柴田さんの独自の視点や写真の考え方について語っていただきました。ぜひご覧ください。

FOCUS ON「geometry」柴田敏雄

  • 1-2月:鹿児島県南九州市2010年
  • 3-4月:高知県土佐郡大川村2019年
  • 5-6月:滋賀県甲賀市2024年
  • 7-8月:秋田県仙北市2015年
  • 9-10月:香川県高松市2024年
  • 11-12月:鹿児島県薩摩郡さつま町2014年


柴田敏雄(しばた としお)
1949年東京生まれ。東京藝術大学大学院油画専攻修了後、ベルギーのゲント市王立アカデミー写真科に入り、写真を本格的に始める。日本各地のダムやコンクリート擁壁などの構造物のある風景を大型カメラで撮影、精緻なモノクロプリントで発表、2000年代よりカラーの作品にも取り組み始め、その表現の領域を広げる。国内外多数の美術館に作品が収蔵されている。



横43.5cm×縦59.4cm(A2変形サイズ)
フルカラー全7枚
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