大林組は創業132年を迎えました

大阪企業家ミュージアムで創業者・大林芳五郎を展示

会社情報

大林組は1892(明治25)年1月25日、大阪の地で誕生しました。建設業とは全く無縁であった大林芳五郎が、魂を打ち込める仕事がしたいとこの業界に入り、全生涯をかけて基礎を築いてきました。

創業当時の大阪は、政治の中心地・東京に対して商人の町であり、天下の台所として商業、金融の中心市場でした。諸国物資の集散地でもあり、上方文化の花も開いていました。鉄道、公共建築、産業施設など建設需要が一斉に起こる中、高い志を持った芳五郎が土木建築請負業に挑み、それ以来時を刻んできた大林組はこのたび132年目を迎えました。

大林芳五郎(社長室での晩年の姿。51歳)

草創期の1903(明治36)年、大林組は大阪で開催された第5回内国勧業博覧会の会場に、木造建築物で初めてエレベータを備えた「大林高塔」を建設。時を経た2022(令和4)年には、日本初の高層純木造耐火建築物「Port Plus」を完成させました。さらには、2025年に開催される大阪・関西万博を見据え、日本初の「空飛ぶクルマ」の実現をめざす事業に参加するなど、新たなイノベーションにも果敢に挑んでいます。

明治、大正、昭和、平成、そして令和。どんなに時代が変わっても、大林組は芳五郎の「ものづくりへの情熱」を受け継いできました。この精神はブランドビジョン「MAKE BEYOND つくるを拓く」の源泉にもなっています。変革への強い意欲を持ち続け、より高い「ものづくり」の技術と知見でこれからも社会的使命を果たしていきます。

現在、大阪・北浜の大阪企業家ミュージアムでは、3月11日まで、大林芳五郎展が開催されています。大阪企業家ミュージアムは、次の時代を切り拓く人づくり、活力ある社会づくりをめざして、大阪輩出の企業家たちの志、勇気、英知を後世に伝えています。

会場には、芳五郎の愛用品や創業当時の資料、パネルなどを展示し、生い立ちから大林組の誕生、業績などを伝えています。ぜひご覧ください。

大阪企業家ミュージアムでの展示風景

展示会概要

特別展示名称
大林組創業者 大林芳五郎-近代大阪の発展を支えた企業家-
開催期間
2022年12月6日(火)~2023年3月11日(土)
開催時間
10:00~17:00(入館は閉館30分前まで)
場所
大阪企業家ミュージアム
(大阪市中央区本町1-4-5 大阪産業創造館B1F)
最寄駅
大阪メトロ「堺筋本町」駅。中央線1番出口、堺筋線12番出口から徒歩約5分
見学料
大阪企業家ミュージアム入館料(大人1人300円)に含みます
開催概要
詳細は主催者ウェブサイトをご覧ください