大林組の新広告「木造の未来」篇が完成
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会社情報
大林組は、「MAKE BEYOND つくるを拓く」というブランドビジョンのもと、企業広告「おおばや氏とぼく」シリーズを展開しています。TVCM おおばや氏とぼく シリーズ第7弾「木造の未来」篇とテーマを合わせ、2月15日から新たな雑誌広告の掲載を開始しました。
木組みの櫓(やぐら)を背に、佐藤健さん演じる「おおばや氏」が、「ぼく」と未来の建築について語り合っています。海から差し込む太陽の光をイメージして、世界観をつくり上げました。木造建築の新しい挑戦の始まりを、ライティングで演出した朝焼けで表現しています。
木造は、伝統の顔した革新だ。
「コンクリートと木、どっちが未来の建築になるでしょう」
トレンチコートの男が、唐突にたずねてきた。
「コンクリートじゃないですか?木造って、古くからあるし」
と、ぼくが言えば、
「木こそが、新しいんです」と、彼。
木は、成長しながら二酸化炭素を閉じ込めることができる。
そんな木を適切に伐採し、木材として都市のビルに活用できれば、
それはいわば、都市における「第二の森」になるらしい。
最近よく聞く、脱炭素ってやつだ。
木って、過去に見えて未来なんだ。
でも、ふと思った。
そもそも木を切ることは、自然にやさしくないのでは?
「いい質問です」
おおばや氏と名乗るその男の目が、輝いた。
「木は、古くなると二酸化炭素の吸収効果が低くなります。
森を守るためには、むしろ古い木を伐採して、
新しい木を増やしていくことが大切なんです」
なるほど、森にとっての新陳代謝ってことか。
伝統を大事にしながらも、新しさを忘れない。
そんな、木造建築のようなオトナになりたい。
ぼくは思った。
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このページは2024年3月29日付で一部修正しました