トンネル覆工裏込め注入工法

スペースパック工法®

可塑性注入材をトンネル覆工の背面空洞に充てんし
確実に修復します

スペースパック工法とは?

トンネルの内壁となる覆工(ふっこう)コンクリートと背面地山の間に発生する空洞に注入材を確実に充てんする技術です。用途、要求性能、施工条件などに応じて、最適な材料の設計や製造方法の選択が可能です。

お客様のメリット

コストを大幅に縮減できます

  • 使用材料が少なく、すべて安価な材料を使用しています。
  • 製造システムがシンプルです。
  • 対象箇所に限った注入が可能で、覆工のひび割れや目地からの材料漏れがなく、材料ロスを低減します。
  • 流水部に適用する場合、一般的に使用される非セメント系注入材に比べ材料費を半額以下に抑えられます。

高い品質と信頼性を確保できます

  • 使用条件に応じて注入材の流動性や保持時間、設計基準強度などを調整できます。
  • 1液性のため目視による注入材の品質確認が容易です。
  • 特殊増粘材で水中分離抵抗性を高めているので、水中や湧水のある空洞部の注入でも安定した品質を確保できます。
  • 湧水部に適用する場合、材料分離が懸念されるエアモルタルを用いた従来工法とは異なり、六価クロムをはじめとする重金属類が溶出する危険はありません。
  • 低アルカリ化・高粘性化した注入材を用いることで、流水中でも材料が溶出しないので、周辺の水環境への影響を抑制できます。
注入材の可塑性
注入材の可塑性
水中分離抵抗性
水中分離抵抗性
非漏えい性
非漏えい性
流水中分離抵抗性
流水中分離抵抗性

施工条件に合う練り混ぜ方法を選択できます

  • 施工ヤードや打設量などに応じて、製造システムの選択(坑内練り混ぜ方式、坑外練り混ぜ方式)および配合システムの選択(ミルクタイプ、モルタルタイプ)が可能です。
  • 標準的な配合として、道路トンネル向き(NEXCO規格に適合)のミルクタイプとモルタルタイプ、鉄道トンネル向きのミルクタイプを取りそろえています。

道路トンネルの場合

【製造システム例】

ミルクタイプ
ミルクタイプ
モルタルタイプ
モルタルタイプ

【注入材配合例】

ミルクタイプ
W/C
[%]
比重 設計
基準
強度
[N/㎜2]
注入材1m3当たり 適合
規準
セメント系
結合材
(A材)
特殊
増粘材
(B材)
不分離
混和剤
306 1.26 1.5 842kg 275kg 175kg - NEXCO
モルタルタイプ
湧水

有無
標準
比重
設計
基準
強度
[N/㎜2]
注入材1m3当たり 適合
規準
主材
(モルタル)
特殊増粘材
1.40 1.5 1:1モルタル
0.25m3
0.75m3 NEXCO

鉄道トンネルの場合

【製造システム例】

坑内練り混ぜ方式
坑内練り混ぜ方式
坑外練り混ぜ・圧送方式
坑外練り混ぜ・圧送方式

【注入材配合例】

ミルクタイプ
W/C
[%]
比重 設計
基準
強度
[N/㎜2]
注入材1m3当たり
セメント系
結合材
(A材)
特殊
増粘材
(B材)
不分離
混和剤
278 1.31 1.5 834kg 300kg 175kg 500g

※膨張性混和剤は必要に応じて添加

湧水トンネルの場合(低アルカリ化・高粘性化した注入材)

【注入材配合例】

ミルクタイプ
W/C
[%]
比重 設計
基準
強度
[N/㎜2]
注入材1m3当たり
セメント系
結合材
(As材)
特殊
増粘材
(B2材)
280 1.29 1.5 839kg 300kg 150kg
道路トンネルの施工状況
道路トンネルの施工状況

【実績・適用例】

国道45号鍬台トンネルほか 合計24件

【その他】

NETIS登録番号:KT-010098(掲載期間終了)

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