施工技術Q&A

設計図だけではイメージできない。イメージとのズレがありそうで不安だ。
図面を3Dにしてイメージを共有できる技術(BIM(※1))があります。またヘッドマウントディスプレイを用いた仮想空間(VR(※2))も体験できます。
- ※1 BIM(Building Information Modeling)
3次元建築モデルをコンピューター上で構築するシステム - ※2 VR(Virtual Reality)
仮想現実

■3Dで立体的に体感
図面上ではイメージできない、奥行き感や医療機器の配置などを立体的に表現することでイメージを共有化できます。
■色や素材感も直感的に理解
内装の色彩・素材感を直感的にご理解いただけます。また、什器備品の配置とスイッチ配置など、運用面の使い勝手も確認いただけます。
■マウントディスプレイで体感
ヘッドマウントディスプレイを用いて、実際にバーチャルな部屋の空間を歩き回ることもできます。



病院を災害から守りたい。災害時にも患者の安全を守れる病院でありたい。どのようなBCP対策(※3)ができるか?
災害対策は病院施設づくりの大前提です。地震、大雨、洪水、津波、河川の氾濫など、立地条件から想定される災害対策を検討し、持続可能な病院を実現します。
- ※3 BCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)対策
病院機能継続のために対策を講じること

■災害時でも診療の継続できる病院を
ライフライン(電気、給水)が遮断されても、7日間の病院機能を維持できる施設をめざします。
■自然災害からの被害防止策を実施
地震の揺れ、豪雨による浸水、落雷などの自然災害から病院を守る対策を施します。
■災害時のマニュアル作成も支援
大林組に蓄積されたノウハウを活かし、災害医療活動を共に想定し、BCPの観点から災害時対応マニュアル策定を支援します。

診療を継続しながら建て替えたい。
もちろん可能です。病院を稼働しながら病院敷地内で全面建て替えを行った豊富な実績があります。

■診療しながら改修・建て替え
診療しながらの改修・建て替えはこれまでにいくつもの実績があります。綿密な施工計画を立て、診療を停止させない施工を実現します。

■患者のストレスにならないよう
工事中は、騒音や振動・粉じんなど、入院・外来患者のストレスにならないよう、十分対策を実施します。
■天井裏のアスペルギルス菌を排除
アスペルギルス症(※4)には、建物解体・改修の前に、天井裏のカビを除去することが効果的です。大林組開発技術「アスペルバスター®」により、天井裏の菌を除菌します。
- ※4 アスペルギルス症
免疫力の低下している患者などが、アスペルギルス菌(※5)に感染して発症する重篤な肺炎 - ※5 アスペルギルス菌
カビの一種で、土壌や環境中に広く存在。天井裏に蓄積している埃にも多く含まれるケースが多い

- 病院の改修・解体工事におけるカビ感染症対策技術「アスペルバスター™」を開発(2018.6.28付)
大林組独自技術「アスペルバスター®」のプレスリリースはこちらからご覧いただけます

