研究施設

作業環境の充実とフレキシビリティを両立するプランニング技術

研究施設のプランニングにおいては、居室と実験室、さらにラボサポートと呼ばれる付帯設備をどのように組み合わせるかで、研究の生産性が大きく変化します。敷地の形状や研究内容、研究員の構成といったお客様のご要望に合わせ、さまざまなレイアウトの中から最適なプランをご提案します。

モジュール設計

将来のレイアウト変更に、柔軟に対応できます。

実験台や実験機器などの作業空間を最適化・標準化し、単位空間を決定していきます。このように決定した個々の空間を組み合わせていくモジュール設計により、将来のレイアウト変更に対応することが可能になります。 

オープンラボ

レイアウト変更の容易さはもちろん、多くのメリットがあります。

実験室を大きな一つの空間にすると、建設コストの抑制だけではなく、研究者相互の視認性が向上して安全も確保できます。また、プロジェクト規模の変更や人員構成の変動にも容易に対応できるなど、多くのメリットがある近年のトレンドです。  

ラボサポート

研究者の特別なリクエストにお応えします。

標準化されたオープンラボでは対応できないエリアを「ラボサポート」としてカスタマイズし、研究者の特別なリクエストに対応します。オープンラボを補完する機能として、クリーンルームやバイオハザードルーム、細胞培養室、恒温・恒湿室など、さまざまな用途にご使用いただくことが可能です。  

リニアレイアウト

効率の良い動線で、生産性の向上を図ります。

居室と実験室を行き来する研究者にとって、その日常動線の距離は生産性に大きな影響を与えます。また、化学実験のように目が離せない実験の多い部門では、居室と実験室が近接していることがさらに重要となります。

このように、居室と実験室が近くにあり、自席での作業に集中できる環境として、居室と実験室を並列に並べる「リニアレイアウト」が近年では注目されています。


リニアレイアウトのバリエーション  

大林組の研究施設 リニアレイアウトのバリエーション

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