研究施設

フレキシビリティやメンテナンスのしやすさを備えた内装システム

天井や床の性能は、実験室の機能に大きく影響します。単に美観の問題だけではなく、設備の変更やメンテナンスへの対応、さらには局所排気が必要な実験機器の追加変更など、実験室の使い勝手に応じた内装システムが求められています。

ご要望に応じて選択できる「天井システム」

イニシャルコストやランニングコストはもちろん、機能面でもさまざまな要求に対応すべく、幾つかの天井システムから、お客様のご要望に応じた最適な方式をご提案いたします。  

大林組の研究施設 選択可能な「天井システム」
 

メンテナンス性能が特長の「歩行天井パネル工法」

天井内設備が多くてメンテナンス頻度が高い場合や、実験室への入室制限があって天井点検口からアプローチしづらい場合には、天井パネルの上を歩行できる「歩行天井パネル」方式をお勧めしています。ランプ交換が難しい場所でこの方式を採用していただければ、天井裏の高さが非常に高いので天井面からの交換も可能となります。  

大林組の研究施設 歩行天井パネル工法
 

排水ポイントを自在に移動できる「どこでも水場」

従来の実験室では、流しなど水場の配置に制約がありましたが、大林組が開発した「どこでも水場」は、床下に十分な配管スペースを確保することで、自由なレイアウト変更を可能にします。
また、実験室だけでなくオフィス部分にも採用することで、排水ポイントを自在に設置できます。  

大林組の研究施設 排水ポイントを自在に移動「どこでも水場」

床下に十分な配管スペースがあるので、下階に影響することなく給排水ポイントを移動できます