秋田県秋田港および能代港における洋上風力発電プロジェクトの全面商業運転開始について

プレスリリース

株式会社大林組は、特別目的会社「秋田洋上風力発電株式会社」(以下、「AOW」)を通じ、丸紅株式会社、東北電力株式会社、コスモエコパワー株式会社、関西電力株式会社、中部電力株式会社、株式会社秋田銀行、大森建設株式会社、株式会社沢木組、協和石油株式会社、株式会社加藤建設、株式会社寒風および三共株式会社と共同で、秋田県秋田港および能代港において、日本国内初の商業ベースでの大型洋上風力発電プロジェクトを進めてきました。

今般、秋田港洋上風力発電所において、2023年1月31日に再生可能エネルギー固定価格買取制度(以下、「FIT制度」)に基づく商業運転を開始しました。

秋田港洋上風力発電所
能代港洋上風力発電所
(提供:秋田洋上風力発電株式会社)

能代港洋上風力発電所については、2022年12月22日より同じくFIT制度に基づく商業運転を開始しており、現在順調に運転中となっています。今般の秋田港での運転開始により、AOWの洋上風力発電所は、全面的な商業運転に入りました。AOWでは、今後20年間にわたり、能代港を拠点とした運転保守体制のもと、両発電所の運転維持管理を行っていきます。

大林組は2012年から再生可能エネルギー事業として、太陽光発電所28ヵ所、陸上風力発電所2ヵ所、木質バイオマス発電所2ヵ所を稼働(総発電容量225MW)させており、ここに洋上風力発電所も加わりました。今後は、既存発電所の安定稼働を推進するとともに、地熱発電などを含め再生可能エネルギー事業の業容拡大に取り組みます。

また、事業者として蓄積した知見やノウハウを、多様化する顧客の脱炭素化ニーズに対する最適なソリューションに活かすことで、カーボンニュートラル社会の実現に貢献します。

事業概要

発電所所在地 秋田県秋田港、能代港 港湾区域
発電容量 約140MW
総事業費 約1,000億円
発電形態 着床式洋上風力
売電先 東北電力ネットワーク株式会社
売電期間 20年

以上

この件に関するお問い合わせ先
大林組 コーポレート・コミュニケーション室広報課
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