大林組技術研究所で開設60年を記念した見学会を開催
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サステナビリティ
大林組技術研究所(東京都清瀬市)は、1965年の開設以来、技術開発の中核組織として独自性豊かな技術を創出し、実証実験によって確かなものを社会やお客様に提供する役割を担ってまいりました。今年の12月で開設から60年を迎えることを記念して、10月17日、18日に清瀬市民、大林グループの従業員とその家族を対象とした見学会を開催しました。見学会には子どもから大人まで、2日間で計757人が参加しました。 当日は、今年開催された大阪・関西万博の大屋根リングやおさかな牧場、宇宙エレベーターなどの脱炭素社会実現に向けた取り組みや、未来への構想をパネルや模型で紹介しました。また、大林組が開発したさまざまな建設技術について、技術研究所内の各実験施設で担当研究員が説明を行いました。 建材や設備機器をリユースして建設が進む実験棟「オープンラボ3」の紹介パネルを興味深そうに見る参加者 さまざまなシミュレーション技術を用いて技術研究所を一つの「まち」として再現するデジタルツイン(※1)を紹介


現在、技術研究所は、「つくるを拓く」研究所として、国内にとどまらず海外でも活躍できる研究組織を目指し、よりグローバルへの対応を強化するとともに、社会やお客様のニーズを的確に捉えた技術開発に取り組んでいます。大林組は、これからも地域社会と連携しながら、新たな技術開発に努めてまいります。
- ※1 デジタルツイン
IoTなどを活用して現実空間の情報を取得し、仮想空間内に現実空間の環境を再現する技術

