大林組のグリーンインフラ

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グリーンインフラってなに?

自然は私たちに、健康や安らぎの提供、災害の軽減、気候変動の緩和など、さまざまな恵みをもたらします。
この恵みを暮らしや社会に意識して取り入れ、課題の解決や、新たな価値の創出をめざすのが「グリーンインフラ」の考え方です。
グリーンインフラは、自然科学とものづくりを融合させることで最大限の効果を発揮し、私たちの暮らしをより豊かにします。

理念-「自然とつくる」/Philosophy/thought/ideal

大林組は、グリーンインフラをものづくりに積極的に取り入れることで、暮らし、自然環境、経済に好循環が生まれると考えています。

「自然と、つくる。」には、
自然の仕組みをしっかり理解し、その機能を尊重したい、
自然をものづくりに取り入れ、人と自然が共生し、生きがいと活気あふれる社会にしたい、
という強い思いを込めています。

長年にわたって培ってきた確かな技術力と提案力、そして私たちの強みである実現力を活かし、大林組はグリーンインフラの考え方を取り入れた、豊かな暮らしや社会づくりに貢献していきます。

事例紹介/Case study

  • ©根本健太郎写真事務所

    GREEN SPRINGS
    (東京都立川市)

    ウェルビーイングがテーマの複合施設です。10,000㎡の中央広場は、350種類以上の植物に彩られた居心地のよい空間です。ビオトープは多摩川流域の生態系を再現しています。

    ランドスケープマスターデザイン/ランドスケープアーキテクト:ランドスケープ・プラス

  • 日立製作所中央研究所 「協創の森」
    (東京都国分寺市)

    日立製作所創業者の「よい立木は切らずに、よけて建てよ」という言葉に基づき、既存樹を最大限活かしています。広大な武蔵野の森を感じながら心地よく仕事をすることができます。

    ランドスケープ設計:大林組

  • 大手町プレイス イーストタワー
    (東京都千代田区)

    「街をつなぐ」「人をつなぐ」「時をつなぐ」をコンセプトとし、連続的に配置された在来種主体の緑地が人々に安らぎを与えるとともに、周辺環境と生態系ネットワークを形成しています。

    ランドスケープ設計:大林組

  • なんばパークス
    (大阪府大阪市)

    約5,300m2の屋上緑地には多様な動植物が生息・生育し、人々が身近に自然と触れ合える場となっています。ヒートアイランドの緩和やCO2の吸収効果も期待できます。

    ランドスケープ設計:大林組
    デザイン協力:ジャーディ・パートナーシップ・インターナショナル、ヘッズ、E-DESIGN

  • 品川セントラルガーデン
    (東京都港区、品川区)

    南北約400m、幅約45mの緑地は、樹木が緑陰を形成し、心地よい空間になっています。丁寧な維持管理により、人工的な緑地でも多くの生き物を見ることができます。

    ランドスケープ設計:日本設計、松田平田設計

  • 六花の森
    (北海道河西郡)

    河畔林の蘇生、緑地の連続性の創出、湿地の回復などを通して、特定植物の保全や、地域固有種の保全と活用を行っています。エコツーリズムの拠点として、多くの観光客が訪れています。

    ランドスケープ設計:大林組

  • oak omotesando(オーク表参道)
    (東京都港区)

    生物の生息地評価モデルを活用して、鳥が好む要素を配置しています。屋上緑化単独としては初となるJHEP認証(※)を取得しています。
    ※(公財)日本生態系協会による認証制度

    ランドスケープ設計:大林組

  • 大林組技術研究所
    (東京都清瀬市)

    敷地内の緑地帯で約4,000t/hの雨水浸透、約950tの雨水貯留を実現しています。目的が異なる3ヵ所のビオトープは、トンボやカルガモなど、昆虫類や鳥類の生息環境となっています。

    ランドスケープ設計:大林組

  • 江戸川河川堤防
    (埼玉県吉川市)

    木くずや間伐材のチップを骨材として用いた「チップクリート®」を吹き付けることで、盛土斜面の表面浸食を抑制し、デザイン性の高い緑化を実現しています。

    ランドスケープ設計:大林組

受賞歴・研究成果

受賞歴

論文・報告等

学会発表等

  • 2023年

    バックパック型LiDARを用いた雑木林モニタリング手法の検討/相澤、寺井/2023年度土木学会 全国大会
  • 山梨県市町村総合事務組合立一般廃棄物最終処分場 ビオトープ整備後4年間の生物相調査/寺井ほか/2023年度土木学会 全国大会
  • 市民調査アプリを利用した草原生植物の分布マップの作成/相澤ほか/第70回日本生態学会大会(ポスター発表)
  • 環境DNAによるホタルの生息地調査手法の検討/山本ほか/2023年度土木学会 全国大会
  • アサリ稚貝の秋季放流後の成長生残と再生産について/金井ほか/2023年度土木学会 全国大会
  • グリーンインフラの概念を取り入れた都市緑地設計における風環境評価の考え方について/木梨ほか/2023年度日本建築学会大会
  • 落ち葉を用いた雨庭多機能化の試み/相澤ほか/2023年度日本造園学会関東支部大会(ポスター発表)
  • オープンスペースにおける利用者の滞在場所に関する研究/髙森、相澤/2023年度日本造園学会関東支部大会(ポスター発表)
  • 草地のビオトープによる緑化に関する研究/相澤/2023年度JEAS第19回技術交流会
  • 2022年

  • 雨水流出抑制効果とヒートアイランド現象緩和効果を有する舗装の開発(その1)構造と施工方法/藤井(大林道路)、長野、日野/第2回交通地盤工学に関する国内シンポジウム
  • 雨水流出抑制効果とヒートアイランド現象緩和効果を有する舗装の開発(その2)透水性舗装の貯水効果、蒸発量、表面温度/長野、藤井(大林道路)、日野/第2回交通地盤工学に関する国内シンポジウム
  • 客土・耕起は草原生植物の発芽・生長を促進するか?/相澤/第69回日本生態学会大会(ポスター発表)
  • 安威川ダムにおけるビオトープ整備と動植物保全の取り組み/寺井ほか/2022年度土木学会 全国大会
  • 環境DNA分析による洋上風車基礎周辺部の魚類調査/山本ほか/第55回日本水環境学会年会
  • 環境DNAによる洋上風車基礎周辺部の魚類調査/山本ほか/2022年度土木学会 全国大会
  • 閉鎖循環環境下におけるアサリの成長に有効な給餌条件について/金井ほか/2022年度土木学会 全国大会
  • 洋上風車基礎周辺部の魚類相の把握/金井ほか/第69回日本生態学会大会(ポスター発表)
  • 地域性種苗の活用・生物多様性の保全に向けた企業の取り組み(研究集会「30by30を見据えて進める地域性種苗緑化の取り組み」)/寺井、相澤/ELR2022
  • 客土と耕起が草原生植物の初期定着に及ぼす効果の検証/相澤、寺井/ELR2022
  • 2021年

    野外における環境攪乱前後でのアサリの生残率について/金井ほか/2021年度土木学会 全国大会
  • 2020年

    分断された緑地における希少植物の分布状況/相澤/第67回日本生態学会大会
  • 都市緑地に植栽された複数の広葉樹の樹冠通過雨量評価/長野ほか/グリーンインフラ・ジャパン・2020大会
  • グリーンインフラの視点から見た建設会社保有技術の分類/相澤ほか/グリーンインフラ・ジャパン・2020大会
  • 山梨県市町村総合事務組合立一般廃棄物最終処分場におけるビオトープ整備/寺井ほか/2020年度土木学会 全国大会
  • 2018年

    都市部に植栽された3種の広葉樹の樹冠遮断量評価/長野ほか/第49回日本緑化工学会大会
  • 豪雨被害の軽減を目的とした都市樹木の樹冠通過雨量測定/長野ほか/2018年度日本建築学会大会
  • 干満を利用した塩分躍層解消によるアサリ育成場の機能向上/大島ほか/2018年度土木学会 全国大会
  • 2017年

    生態系に配慮した緑地設計のための生息地評価モデルの開発~名古屋・大阪におけるシジュウカラの環境選好性~/長野、杉本/2017年度日本建築学会大会
  • 汽水湖でのアサリ再生に向けた環境調査/大島ほか/2017年度土木学会 全国大会
  • 複合商業施設の屋外空間における快適感評価に関する研究 その5 春季調査の測定概要と気象概況/赤川ほか/2017年度日本建築学会大会
  • 複合商業施設の屋外空間における快適感評価に関する研究 その6 春季調査結果と季節間の結果考察/赤川ほか/2017年度日本建築学会大会
  • 2016年

    津波による構造物への外力に関する実験的研究/野村ほか/2016年度土木学会 全国大会
  • 汽水湖でのアサリの生育と環境調査/大島ほか/第50回日本水環境学会年会
  • アサリの生残・潜砂に及ぼす低水温・低塩分の影響/藤井ほか/2016年度土木学会 全国大会
  • 複合商業施設の屋外空間における快適感評価に関する研究 その3 冬季調査の測定概要と温冷感/赤川ほか/2016年度日本建築学会大会
  • 複合商業施設の屋外空間における快適感評価に関する研究 その4 冬季調査結果と考察/赤川ほか/2016年度日本建築学会大会
  • 2015年

    屋外空間における環境と主観評価、生体情報に関する研究/井口ほか/電子情報通信学会HCGシンポジウム
  • 汽水域の干潟の二枚貝生息環境としての基礎調査/大島ほか/第49回日本水環境学会年会
  • 複合商業施設の屋外空間における快適感評価に関する研究 その1 夏季調査の測定概要と気象状況/赤川ほか/2015年度日本建築学会大会
  • 複合商業施設の屋外空間における快適感評価に関する研究 その2 夏季調査結果と考察/赤川ほか/2015年度日本建築学会大会
  • 2013年

    堤防を守る省管理型緑化技術~河川堤防植生フィールド試験における3年間の調査事例~/杉本、十河/第44回日本緑化工学会大会
  • 2012年

    津波による橋梁の流出に与える防潮堤の効果に関する検討/野村ほか/2012年度土木学会 全国大会
  • 環境緑化に利用する木片コンクリートの侵食耐性/杉本ほか/2012年度土木学会 全国大会
  • 2011年

    チップクリートを用いた低管理型緑化工法~木くずを再利用した法面保護技術~/十河/2011建設リサイクル技術発表会(講演)
  • 2009年

    数値都市気候モデル「Appias(アッピアス)」による屋外温熱環境予測/片岡ほか/アーバンインフラ・テクノロジー推進会議第21回技術発表会
  • 2008年

    大林組の屋外環境予測技術/木梨/平成20年度社団法人日本環境アセスメント協会
  • 2007年

    海水中のふん便性大腸菌群の浄化手法に関する検討/西川ほか/第41回日本水環境学会年会
  • 2005年

    底面潅水方式による屋上緑化システムの薄層土壌の水分特性/杉本ほか/農業土木学会・年次大会
  • 底面給水システムによる緑化舗装の熱環境に関する研究/杉本、赤川/2005年度日本建築学会大会
  • 2003年

    都市とともに成長する屋上緑化技術―薄層緑化から大規模緑化まで/杉本/空気調和・衛星工学会近畿支部 環境工学研究会
  • 石積浄化堤を用いた干潟造成の効果と課題/石垣ほか/2003年度土木学会 全国大会
  • 2002年

    建設副産物の緑化利用に関する研究(2)-木片コンクリート板の特性/杉本、辻/2002年度土木学会 全国大会
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