大林組技術研究所で女子中高生を招いてリコチャレ見学会を開催

サステナビリティ

建物内外の音の伝わりなどを測定する無響室では響きの全くない空間を体験

8月31日に大林組技術研究所(東京都清瀬市)において、リコチャレ2022「建設技術の最先端を体験しよう!」を開催し、女子中高生とその保護者計12人が参加しました。

リコチャレは、女性活躍推進法の一環で、内閣府・文部科学省・日本経済団体連合会が共同で進めているもので、理工系分野に興味がある女子中高生が、将来の自分をしっかりイメージして進路選択(チャレンジ)することを応援する取り組みです。

当日は技術研究の最先端である研究施設の見学を行うとともに、女性研究員が日頃の研究内容を紹介しました。参加者は、本館テクノステーションオープンラボなどさまざまな研究施設を見学しました。

本館テクノステーションでは、制震システムラピュタ2Dの「揺れない仕組み」や、ワンルーム型のワークプレイスがコミュニケーションの活性化を促すことなどを学習。研究内容の紹介では、ミニチュアによる液状化現象を見学するなど建設技術が安全な暮らしを支えていることを学びました。

見学後の質疑応答では、女性研究員が考える仕事のやりがいや自身が理工系をめざした経緯などを紹介。参加者との意見交換も行いました。

大林組では、企業を支えるのは社員一人ひとりの力であるとの考え方に基づき、多様な人材が活躍できる職場づくりを推進しています。今後も活き活きと働く姿を伝えることで、子どもたちに夢を持って建設業をめざしてもらえるような機会づくりに努めてまいります。

知的生産性の向上やウェルビーイングの推進を図る執務スペースを見学
地震の揺れや免震装置による制震効果を振動体験装置で体感
「理系を選んだのはどんなタイミングですか」などの質問が寄せられました