大林組技術研究所で女子中高生を招いて「夏のリコチャレ2025」見学会を開催
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サステナビリティ
8月27日に大林組技術研究所(東京都清瀬市)において、リコチャレ2025「建設技術の最先端を体験しよう!」を開催し、女子中高生とその保護者計16人が参加しました。
リコチャレとは、女性活躍推進法の一環として、内閣府・文部科学省・日本経済団体連合会が共同で進めるもので、理工系分野に興味がある女子中高生が、将来の自分をしっかりイメージして進路選択(チャレンジ)することを応援するための取り組みです。大林組は2018年から見学会を開始し、今回で6回目の開催となります。
当日は最先端技術の開発拠点である研究施設の見学会を行い、女性研究員が日頃の研究内容を紹介しました。参加者は、本館テクノステーションやオープンラボ2、材料化学実験棟、3Dプリンターによる建築物「3dpod®」などさまざまな施設を見学しました。
材料化学実験棟では、建物の仕上げ材料に関する技術や、自然がもつ力を利用するグリーンインフラ技術の研究について説明を受け、参加者は敷地内の雑木林を実際に見ながら、生物多様性向上に寄与する草地のビオトープについて学びました。風や音などを研究する環境工学実験棟では、無響室であらゆる方向から聞こえる立体的な音を体感。オープンラボ2では、5Gを活用した重機の遠隔操縦の疑似体験や、地震の揺れや免振装置による制震効果を振動体験装置で体感するなど、さまざまな最先端技術を体験しました。


見学後の座談会は、小グループに分かれて実施し、和やかな雰囲気の中で女性研究員と参加者との交流を深めました。

参加者の感想
- 女性が活躍できる場がたくさんあることを知れて嬉しかった
- 学生時代にやっておいた方が良いことなど、とても参考になった。将来のことをしっかり考えていきたい
- 研究員の方々から色々な話を聞けて、楽しかった。具体的な仕事のイメージができ、さらに建築に興味を持てた
大林組では、企業を支えるのは社員一人ひとりの力であるとの考え方に基づき、多様な人材が活躍できる職場づくりを推進しています。今後も生き生きと働く社員の姿を伝えることで、子どもたちに夢を持って建設業を目指してもらえるような機会づくりに努めてまいります。