グリーンインフラ産業展2025に出展します
テーマは「自然と、つくる。」
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イベント情報

大林組は、1月29日から31日に東京ビッグサイトで開催されるグリーンインフラ産業展2025に出展します。
自然環境が持つ機能を社会資本整備に活用する"グリーンインフラ"は、カーボンニュートラルの実現やネイチャーポジティブ(自然生態系の保全・回復)に対するアプローチの一つとして注目を集めています。ESG(環境・社会・ガバナンス)投資への関心も背景にグリーンインフラ実践の機運が高まる中、3回目となる本展示会が開催されます。

大林組は「自然と、つくる。」をテーマに掲げ、山里、都市、海辺のニーズに対応した幅広いグリーンインフラ技術を展開しています。透水性舗装と湿潤舗装を組み合わせた環境配慮型舗装「ハイドロペイブ®」や木材チップを利用したポーラスコンクリート「チップクリート®」を展示しています。また、生物多様性保全に貢献するビオトープとして、地域に古くから存在する在来種を用いた「草地のビオトープ」と落ち葉敷きの雨庭(あめにわ)「多機能雨庭ビオトープ」をご紹介しています。皆様のご来場を心よりお待ちしております。
※展示会への参加には事前登録(無料)が必要となります。
展示内容
透水性舗装と湿潤舗装を組み合わせた環境配慮型舗装です。雨水の流出抑制効果と路面温度の低下効果があり、大雨対策と夏の猛暑対策に寄与します。

木材チップを利用した斜面の侵食抑制機能を高める緑化技術です。岩盤やコンクリート面でも緑化を維持し、施工時のカーボンネガティブを達成します。

草地の在来種を用いた生物多様性保全に貢献するビオトープです。簡易な維持管理により育成が可能です。

落ち葉敷きの雨庭。雨庭は雨水を貯留・浸透することで都市型洪水の低減を図ります。さらに、落ち葉の集積場や生物多様性保全の機能を備えます。

1965年の技術研究所開所前からの姿を残す雑木林や希少植物の保全を行っています。2023年、環境省の「自然共生サイト」に認定されました。点群データを用いたモニタリング・管理を実施しています。

大林組設計施工の商業施設「なんばパークス」の屋上緑地で生物調査を実施し、多様な生物が生息・繁殖していることを確認しています。

大林組は、気候変動や周辺環境への影響を考慮した未来の養殖および漁場創生を構想しています。

展示会概要
- 名称
- グリーンインフラ産業展2025
- 期間
- リアル展示:2025年1月29日(水)~31日(金) 10:00~17:00オンライン展示:2025年1月22日(水)~2月7日(金)
- 場所
- 東京ビッグサイト南ホール
- 大林組の展示ブースは南2ホールG-10です
- 主催
- 日刊工業新聞社
- 共催
- グリーンインフラ官民連携プラットフォーム
※開催概要の詳細は主催者ウェブサイトをご覧ください